地盤改良


堺市の住宅現場。爽やかな秋晴れのもと、工事がはじまりました。今回は事前の調査で地盤がやや柔らかいということが判明しているので、基礎工事に先立って地盤改良を行います。建物の荷重を支える要所ごとに、長さ5mほどの杭を打ち込みます(穴を掘ってその中にコンクリートを流し固める工法なので、既製品を持ってきてガンガン打ち付ける訳ではありません)。

 


堺市は古墳の宝庫。良質な土が採れたため、土器や埴輪の生産地でもあったそうです。今回の敷地は古墳時代に土器を焼いた窯跡が点在している地域ということで、そのうち土器の破片が出てくるかも・・・とちょっと期待しています。堺市の文化財課の方にも立会いして頂く予定です。