東京にて2017

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授賞式に出席するため2年ぶりに東京へ。今年は浅草・両国・清澄白河・・・と下町を中心にめぐりました。この辺りに来るのは中学の修学旅行以来です。


ブルーボトルコーヒー清澄白河
何でも来年京都にも出来るそうですが、一応お約束的に。コーヒーは思ってたより美味しかったです。


清澄の家
隅田川に面した集合住宅。繊細なルーバーのディテールをしげしげと。


辰巳アパートメント
門前仲町の駅近く。数年前SD展で見てとても印象に残っていた集合住宅。今時このペンシル感はすばらしい。どうでもよいですが、門前仲町はモンナカと略す、と在住している後輩に教えてもらいました。


すみだ北斎美術館
北上して両国界隈。難しい斜め処理も破綻無くシャープに納まっていました。展示は割とコンパクトですが楽しめました。


ヨシダ印刷
エキスパンドメタル鎧張り。鬼ディテール。


吉良邸跡
番外編。墨田区は町に歴史が息づいていて京都大阪に近い感覚ですね。浪士の一人、赤埴源蔵の遠縁であるらしき話を聞いて育ったやまもととしては、ここは外せません。屋敷の大きさを確認して、なるほどなぁ~と妙な感慨。

 


浅草寺
生まれてはじめて来ました。伽藍は戦災で消失しているのでRC造だったりしますが、それなりに良い雰囲気。おびただしい数の観光客でした。


浅草文化観光センター
雷門の向かいにある観光案内所。新旧渾然一体となった町並みの中で、現代の素材・構法を用いながら何となく和な雰囲気を醸し出す辺りが「和の大家」たる所以でしょうか。どうでもよいですが、この日はハメコミ合成のような快晴でした。


国立新美術館
一気に乃木坂へワープして新美術館。写真で見た感じではバブリーな感じがして好きではなかったんですが、実際訪れると非常に明快にプランニングされていて納得でした。常設展示がないので、デザインは展示室以外のスペースに注力したということでしょう。

 


安藤忠雄展
新美術館のお目当ては大人気のこちら。ちょうどよいタイミングで東京に来れてラッキーでした。展示を見てまわると、あれも行ったなあ、これも行ったなぁ、と懐かしい気持ちになります。1/1サイズの光の教会は素晴らしい出来で大満足。(写真はあえて逆方向を)

 

BOOK AND BED TOKYO 池袋
今進めている奈良のゲストハウスの参考に。本棚の中にベッドがあるゲストハウス。就寝スペースや洗面所の設えなど、とても参考になりました。

 


そして今回の目的、高輪でNISCの授賞式と懇親会。壮大な演出にびっくり。青木先生、千葉先生から拙作をお褒め頂き、感激でした。

 


羽田空港国際線ターミナル商業ゾーン
わざわざここを見るために帰りは飛行機で。映画村的な商業ゾーンを本気で京都の数奇屋大工と建築家がつくるというコンセプト。さすがに大きな荷物を持った人が行き交うためか、木材が結構傷付いてきているようでした。それも本物の味ということで許容されるのか、今後が気になります。

 

今回は東京で活躍している先輩・後輩たちと久方ぶりに会う機会にもなって、大満足の東京旅行となりました。また呼んで頂けるよう、コツコツと日々の業務を積み重ねたいと思います。

 

京都の建築めぐり:みずのき美術館

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亀岡市。古い家屋をコンバージョンしたアール・ブリュットの小さな美術館。

元々理髪店だったそうで、その名残りが残っています。ドアのフォントも歴史を踏襲していて素晴らしい。

開くんですね。


謎めいた建具のディテール。ドアハンドル・丁番は一切見えません。



2F。

町家ですが、地下に降りる階段が。

シンプルなコンバージョンですが、地下室があったり、エレベーターが付いていたり、なかなか手が込んでいるなあという印象でした。

京都の建築めぐり:旧トタンとレストランとガソリンスタンド

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亀岡市の幹線道路沿いに建つ、元複合建築。模型をそのまま大きくしたような建物です。当時としては非常に新しい。

昔は手前側がガソリンスタンドだったんですが、切り離されて無くなっています。

今は隣にある亀岡市役所の別館として使われているようです。解体されなくて良かったね。

とはいえ、いかにも公共建築然とした外構が痛々しい。

京都の建築めぐり:園部SDオフィス

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南丹市園部町。土建会社の社屋。学生の時に見に来て以来、久方ぶりに通りかかったので撮影。高速道路の影響か、昔のイメージよりずいぶん周りに建物が増えたような感じです。

鉄骨は記憶よりもクリーム色。塗装が良い状態なので、一度塗り替えたのかもしれません。

何の変哲もない四角い建物、と言えばそれまでなんですが、随所にたまらない魅力があります。許されるなら一日中貼り付いていたい位です。。。

どこから見ても絵になります。本当に美しい。

京都科学・開発センターは解体されてしまいましたが、是非この建物には永く残ってほしいものです。

兵庫の建築めぐり:圓教寺

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姫路に行ったついでに、前々から気になっていた書写山圓教寺へ。天台宗別格本山。西国二十七番札所。

かなり険しい山の斜面一帯に伽藍が広がっています。境内へは下界からロープウェイと送迎バス(というか車)で。

掛け造りが見事な摩尼殿。創建は970年ですが、現存する建物は1933年築で設計はなんと武田五一。往年の巨匠たちはコンクリート造も寺社も設計してしまうのがすごいところ。


摩尼殿を抜けて巨木の生い茂る森を抜けると、3つの巨大な建物が現れます。左:常行堂、正面:食堂、右:大講堂。



常行堂。かなりスケールアウトした存在感。とにかく、でかい。


大講堂。

お目当ての食堂(じきどう)。映画ラストサムライや大河ドラマ武蔵、軍師官兵衛、その他諸々の撮影で使われた建物です。二階建の食堂は他に類を見ない形式。1174年築の重要文化財ですが、内部は展示館になっていて無料で入れます。

圧巻の縁側。ここは古いもの以外全く目に入らないので、時代もののロケ地としては最適ですね。

食堂二階裏手。

巨大な建築物がこれだけまとまって残っている寺院は、奈良以外ではかなり希少です。都から遠く離れた山の上なので戦火を逃れたのでしょう。にしてもこれだけの資材を運び込む技術と労力には想像が追いつきません。

京都の建築めぐり:Fortune Garden Kyoto(島津製作所旧本社ビル)

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「関西建築界の父」武田五一が設計監修した京都市役所。その北隣にある同氏設計監修のレトロビル。結婚式場とカフェにコンバージョンされています。午後からの市役所協議の前に腹ごしらえ。

個人的に、良い建築とおいしい料理が両方楽しめるスポットが一番満足度が高いのでした。ごちそうさまです。

京都の建築めぐり:Aesop河原町店

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河原町にあるAesopに行ってきました。綺麗なグリーンが目を引きます。
窓枠が、絵画用の額縁!

透明ガラス扉のトイレ。どきどきしますね…。

吹抜から見下ろすと、1階からは見えない高さにもグリーンが使われています。全体的にモノトーンの空間ですが、グリーンやゴールドが空間に華を添えていました。(み)

和歌山の建築めぐり:粉河寺

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和歌山県紀の川市。あら川の桃を買うついでに粉河寺へ。西国三十三所第三番札所。

まず伽藍の珍しい配置に驚かされます。湾曲した川の岸に沿って色々な建物がずらっと並んでいます。この敷地の読み方は素晴らしい。

何ですかこれは??


今回のお目当て。伝・上田宗箇作の粉河寺庭園。ゴツゴツした石がザクザクささったワイルド庭園です。その隙間から棕櫚など南国っぽい植物がニョキニョキ。和歌山の強い日差しには京風の枯山水よりこういう風情のほうが似合う気がします。ただ、人工木の仕切りが何とも残念。

境内まで土足OK。

この辺りの細工は江戸期の建物らしい繊細な雰囲気もありつつ。

埋め木はやっぱりザクザク。



ものすごい暑さでしたが、さすがの名刹。見所満載で長居してしまいました。