玄関まわり

Posted カテゴリー: '10-11引き算の家

今回は玄関付近は間取り変更せず、床・壁・天井と、何だか不気味な模様の収納扉を取り替えました。

大阪・奈良・建築・設計事務所・建築家・山本嘉寛・住宅・新築・戸建て・リフォーム・リノベーション・定期報告

は~スッキリ♪
床は既存のタイルを剥がしてモルタルの土間仕上げに。
壁・天井はペンキ塗装。
扉はシナ合板で天井一杯までのものを製作。
御影石の上がり框はステンレスヘヤラインに変更。

大掛かりな工事はやっていませんが、それぞれの部材の主張を押さえて気持ち良い玄関になりました。

竣工写真撮影

Posted カテゴリー: '10-11引き算の家

竣工写真の撮影を行いました。設計者にとっては今までの苦労が報われる至福の時間。お施主様にとっても、色々細かいところまで考えてつくった家を最良の形で残せる貴重な機会です。カメラマンは笹倉洋平くん。予想外に長時間の撮影になりましたが、お施主様のご好意で、一緒に植栽を探しにいったり、部屋のレイアウトを手伝って頂いたり、お子様と一緒に写真に入って頂いたり、撮影後はカメラマンを加えて猫とカメラの話で盛り上がったり・・・と、とても楽しい時間になりました。ありがとうございました。

1帖の広さ

Posted カテゴリー: 用語

住宅レベルの建築に関する面積の単位はだいたい3種類です。よくご存知の㎡、帖(畳)、坪がそれです。大きさを図にするとそれぞれこんな関係性になります。

1坪は畳2枚分の広さです。しかし1帖という広さは、畳1枚の大きさをどう考えるかによって微妙に変わってしまうので注意が必要です。(不動産図面では「現況を優先します」という一文でその辺りをバッサリ曖昧にしてしまいます)

一般的には
畳一帖=909mm x 1818mmと考えて計算しますので

1㎡=0.3025坪=0.605帖

です。現代でも室内の大きさを表す時は「帖」、土地の大きさを表す時は「坪」が日本人には分かりやすいようです。ちなみに300坪で1反(段)となり、田んぼの大きさによく用いられます。なぜ300坪で1区切りかというと、300坪で米の生産量で1石に相当するためらしいです。単位や尺貫法は調べていくと、なかなか奥深いものがあります。

写真まとめ。

Posted カテゴリー: '10-11函の家


生駒で建設していた住宅が竣工したので、引越しに先立ち、事務所で撮った写真をまとめました。
正面に窓がない。
正面は建物の顔ですから、そこに付ける窓は非常に大切です。しかし今回は建築条件付きのために普通のアルミサッシの窓しかつくれません。そこで敢えて窓は無しとして、壁で見せるファサードとしました。壁をファサードとすることは、設計さえ工夫すれば、技術力が高くない施工業者でも十分可能です。

裏手。大きな穴はバルコニー。ありきたりのアルミ製バルコニーではデザイン上どうしようもないので、建物の四角の中に収めました。バルコニー床はFRP防水を行っています。

大きな吹き抜けのある1FLDK。内部の部屋は全てここに面しています。家のどこにいても家族の雰囲気が感じられる空間になりました。裏の事情としては、建築条件の中に延床面積の制限があったので、吹き抜けをつくることで延床を増やさずに大きな空間を確保しています。

LDKは長い年月の間で色々な使い方ができるよう、間切って2部屋にもできるよう工夫しました。

戸建て住宅では、寝室+子供部屋×2+客間or和室、で4LDKのご要望を頂くことは多々あります。しかしそれではどう工夫しても建売と同じコマギレ部屋の組み合わせになってしまいます。空間の使い方を何重にも重複させておくことでそういう要望や不動産屋的住宅観をクリアさせつつ、建築的な魅力をもった空間を創ることができます。

階段はタモ集成材。ちなみに床もタモ無垢フローリング。普段建売をつくっている工務店サンからは、かなり拒否反応がありましたが、お施主さまの強い援護で実現。慣れない施工に苦労した様子でしたが、こうやって出来上がってみるとなかなか良い感じです。

2階は吹き抜けに面して家族みんなのライブラリ。そこから主寝室、子供部屋x2、バルコニーへ。個室に閉じこもるのではなく、できるだけ家族が同じ時間をすごせるようにとの考えから子供部屋は「子寝室」と捉えて、わざと小さめに計画しています。そして何より無駄な廊下スペースを有効活用。

夜景。正面に窓がないつくりは、防犯上も何となく安心感がありますね。

1階平面図。LDKを中心にコンパクトにまとまっています。エントランスホールを広めに造っているのは、お施主さまのご趣味のサーフボードをディスプレイするためです。

2階平面図。細長い吹抜に面したライブラリ。

できました

Posted カテゴリー: '10-11函の家


見事に模型どおりできました。(⇒模型)
今回は建築条件付きのため、いろいろ制約がたくさんありました。設計よりむしろ、お施主さまのがんばりがすごいです。

 


しばし道路向かいの高台よりながめる。バスが来て、小学生たちが降りてきました。

 


異変に気付いた様子。

 


途端にもてあそばれる函の家くん。

こらこら。入っちゃいかん。

ちょっと変わったものには飛びつく。子供は正直ですねえ。