古民家の現地調査。

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奈良市東部。柳生の里にほど近い村落から古民家を改装したお店のご相談を頂き、現地調査に行って来ました。奈良駅から車で30分ほど茶畑の合間をぐねぐね上がっていくと深い山々に囲まれたのどかな景色が広がっています。周りを見渡すと、右も左も築100年以上が確実な古民家ばかり。少し中の様子を伺うと、母屋・離れ・納屋・蔵といった分棟の絶妙な配置具合や、家の中で職住一体・自給自足の生活がごく自然に営まれている様子が見てとれます。ここには人や物が生まれてから死ぬまでのサイクルを何度も繰り返しながら洗練されてきた暮らしが今でもちゃんと息づいていると感じました。そんな環境の中に計画する建物は特段何かを主張するより、お客様がゆっくりした時間や雰囲気を満喫できるように、ぱっと見、どこをデザインしたのか分からないぐらいのささやかな設計が良いだろうなあと思っています。

外部と内部のあいだ

Posted カテゴリー: '15-奈良市U邸

完成に近づきつつある奈良市U邸。壁・天井の塗装が終了し、当初のイメージどおり真ん中の居室の周りをぐるっと回廊が廻る空間を体感できるようになりました。それほど和なテイストでは設計していないのですが、奥行きのある通り庭や南北に縁側のあるリビングは何となく町家を踏襲しているような不思議な雰囲気があります。次はいよいよ建具の吊りこみです。

お施主様と現場打合せ

Posted カテゴリー: '15-奈良市U邸

内部の壁面がほぼ貼れたので、現場にお施主様にお越し頂いて、空間の雰囲気を掴んで頂きつつ、細かな部分をご説明しました。

 

キッチン周り。スペースが狭く収納の取り方に苦労しましたが、何とかバックセットも確保できたので、良い感じに使っていただけそうです。キッチンの小窓には、工事前に和室の床の間に入っていた障子を入れる予定です。

 

外観の完成

Posted カテゴリー: '16-奈良市H邸

奈良市H邸。町屋の外観復原が終わり、市役所の完了検査を受けました。一言に町屋の意匠といっても厳格なしきたりがある訳ではなく、建物によってかなりデザインに差があります。そのため、元のデザインが分かっている箇所については復原を行い、分からない箇所については周りの事例を参考にデザインを考えることになります。特に格子のデザインは自由度が高いので、奈良町を歩いて見つけたかわいい格子のデザインを盛り込んでみました。

完成に向けて、引き続き内部の工事を進めていきます。

堺市M邸・計画案

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大阪・奈良・建築・設計事務所・建築家・山本嘉寛・住宅・新築・戸建て・リフォーム・リノベーション・定期報告
上下分離型・木造二世帯住宅のリノベーション。親世帯+子世帯から子世帯+孫世帯へのスライドに伴って1階部分を改修する計画です。耐震補強や断熱性の向上、設備の更新といった性能向上を行いながら、これから数十年の生活スタイルを見据えた間取りへと改変します。法事が営まれる仏間を中心に、間仕切りのON/OFFによって1階全体をケとハレの両面の使い方が可能なように再構成し、将来的な内階段の設置や孫世帯+ひ孫世帯へのスライドも視野に入れた設計を行います。