塀をつくりました

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先日完成した奈良市の町家リノベーション。庭と道路の境に板塀をつくることになりました。ある程度デザインは決まったのですが、お施主様よりどのぐらいの透け感/高さ感になるのか知りたいとのご要望を頂き、CGで検討しました。

 

透けそうで透けないぐらいが良い、とのことなのですが、なかなかCGで表現するのは難しいものです。塀の設計はオマケ的に行うことが多いのですが、デザインに加えてセキュリティにも関わる部分なので、実は結構重要です。

 

そして完成後の様子。一つの骨組みに対して内外から交互に板材を貼ると、裏表どちらから見ても同じ見た目になります。両側から隙間なく板を貼り付ける場合に比べて材料1/2、その分ローコストです。骨組み部分の隙間から風も通ります。

 

どうでしょう、なかなかの再現度ではないかと。お施主様からもお褒め頂きました♩

 

 

moving days

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江戸堀のCalo Bookshop & Cafeさんで行われている「moving days 平野愛写真展」に行って来ました。人々の「引越し」に焦点を当てたとても珍しい写真集の巡回展です。大量の荷物が梱包されていく様子や、引越し作業のはずが懐かしい物についつい手が止まってしまう様子、荷物が新居に居心地よく収まって行く様子など、じっくり細かく見るほどに楽しめる内容です。

個人的には「家」や「住まい」として認識される空間と、「部屋」や「室」として認識される空間が、どこかの時点でふっと入れ替わる様に大変惹かれました。家具や物が少なくても「家」に見えたり、人が写った写真でも「部屋」に見えたり。

現場に通っていると、「資材」が「部屋」になる瞬間に立ち会えることがあります。それは劇的な変化で分かりやすいものです。一方「家」と「部屋」の違いはとても微かで、ひっそりしたものです。でも引越しする時、荷物を運び出してがらんどうになった部屋に入って、言いようのない寂寥感を感じる方は多いのではないかと思います。そういった微かで、しかし確実な変質の姿が良く捉えられているように思いました。

さて、この写真展を見に来たのは、写真集に納められている一室が「岡山ビル」のレジデンス「しかくの部屋」だからです。ものすごく自由で独特な間取りの部屋の中で、一体どんな生活をされていたんだろう、とずっと気になっていたので、「部屋」を「家」として良い感じに住みこなして頂いていた様子が見て取れて、設計者としても大変感激でした。

屋上緑化・テラスの様子

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2年前にリノベーションした玉造のレトロなオフィス「岡山ビル」。今年の夏に屋上緑化を行いました。設計はいつもお世話になっているsojiの松下さんです。今日はお施主様も来られて、夏と秋の自動散水の設定を切り替えるとのことで、便乗して屋上の様子を拝見しました。

今年の酷暑と猛烈台風を何とか無事に乗り越えて、元気に草花が風にそよいでいます。製作したテーブルもワイルドかつ軽い雰囲気で気持ち良いです。

屋上広場が南北に分かれているので、北側は少し趣向を変えてお座敷的に使えるデッキ空間になっています。これはパーティーなんかにはもってこいですね。寝そべっても良さそう。

植木鉢をよく見ると植えていないはずの植物が色々。搬入した土や、風や鳥によって運ばれてきた雑草の種が芽生えたようです。都心にあってもたくましい雑草の姿に感心しました。

写真撮影

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奈良の町屋リノベーション。竣工写真撮影を行いました。ここのところ雨続きで日程調整に苦戦していましたが、天気予報が直前に好転したのを見てGO! 、通り雨に遭ってヒヤヒヤしながら何とか薄曇りのベストコンディションで撮影できました。秋空らしいウロコ雲をバックに天高く馬肥ゆる写真になったようです。出来上がりが楽しみです。