組み換え家具

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奈良市のマンションリノベーション向けに製作した組み換え可能家具です。現場搬入前に木工所で撮影して頂きました。住宅設計では収納の計画が毎回の課題です。壁面いっぱいの収納は魅力的ですが、家具屋でオーダーしたり、システム家具を購入して組み合わせると予想以上に高額になってしまい建築の予算を圧迫します。かといって構造合板とダボレールで大工製作した可動棚ではラフすぎてバックヤード以外では使えません。

ということで、比較的ローコスト・かつ質感の良い集成材を利用しながら、自立し、自由に組み替え可能な収納棚のシステムを木工所さんと一緒に考えました。

 

組み換え例。どう使おうか創造力が膨らみますね。

 

今回は半分をキッチンのバックセット代わりに利用するので、奥行きは深めの45cm。本棚なら前後2段に使えます。

 

上下・左右のジョイントにかなり苦心しました。一見、可動には見えないぐらいスムースに出来上がりました。材はメルクシパイン。絶妙にすべすべな仕上がり。今回の部屋のイメージにもぴったりです。

 

左が標準タイプ。右がダボ穴+棚板付き。将来的には引き出しをつけることも出来ます。

 

背面ディテール。電気コードの配線を隠しつつ通せるように若干隙間を空けています。

家具の撮影

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奈良のマンションリノベーション用にあつらえた可動家具。現場搬入前に、製作して頂いた木工所のスペースをお借りして写真撮影を行いました。しかし所狭しと並んでいる工具や機械の狭間で「本当に撮影できるの??」という状態。スタッフ・学生と汗まみれ・おがくずまみれになりながら何とかセッティング。カメラマンは山田圭司郎さん。またしても無茶振りな条件にも関わらず、そしてセッティングも手伝って頂きつつ・・・何とか良い絵を撮って頂きました。いつも本当にありがとうございます。

塗装中

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奈良市のマンションリノベ。塗装工事中です。部屋が一気に明るくなりました。今回は厳しい予算の中、ビニルクロス貼りへの変更は行わずにお施主さま塗装部分をつくることでペンキ仕上げを死守。やはり塗装で仕上がった壁面は微妙な凹凸が良い味を出しています(写真では分かりませんが・・)。前回決めた塗装色は、今まで使っていた白色より2段階ぐらい明度を落としています。明るすぎず暗すぎず、なかなか絶妙な雰囲気になりました。奥の壁面はグレー色塗装です。

 

扉も現場に搬入されていました。今回は全体の雰囲気に合わせて久々にシナ合板です。大きな穴はスライド丁番を取り付ける掘り込み、小さな穴はつまみ代わりの手掛かりです。

色の検討

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奈良のリノベーション。お施主様と塗装色の検討を行っています。今回は壁面を白・グレーの二種類で塗り分けます。A4サイズの塗り見本と、実物の出来上がりでは、実物のほうがかなり明るく見えるので(面積効果などと言います)注意が必要です。

 

床の素材はフレキシブルボード(繊維強化セメント板)。モルタルっぽい風合いで、汚れや傷にも強く、値段もお手ごろ。使いやすい材料なのですが、マンションリノベーションでは防音性の問題があります。今回は防音材メーカーのご協力で良い試験結果が得られ、マンションの管理会社さんにも許可を頂くことができました。土間のような雰囲気の空間が出来上がることを期待しています。

フレーム

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奈良のマンションリノベ。石膏ボードの施工中。壁が塞がって、空間のイメージがはっきりしてきました。天井の低い小上がりリビングからフレームで切り取られた縁側。その外にサッシが隠し框で収まります。とても贅沢な空間の使い方です。出来上がりが楽しみ。