完成しました。

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京都六原の長屋。年末の追い込みで無事に完成し、設計検査を行いました。

 

かなりの割合の建具を洗ったり、削ったり、配置換えしたり、ガラスを入れ替えたりして再利用しています。

 

すっかり明るくなったミセノマ。応接に使ってもよし、アトリエに使ってもよし、小さな店舗にしてもよし。入居者さんがどういった使い方をされるか楽しみです。

完成に向けて。

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屋根瓦の葺き替え完了。難しいコーナー部分や隣家との取り合いも丁寧に納めて頂きました。

 

 

内部は左官工事中。現在下塗り・中塗りが終わった段階です。ややラフな仕上がりが味があって良いということで、この状態で完成とする場合もありますが、今回は工務店さんの心意気で(そんな恥ずかしい仕事でけへん)上塗りまでサービスして頂くことになりました。設計者が我を通すことも大事ですが、時には職方の流儀を尊重することで、この現場ならではのものが出来上がればそれがベストではないかと思っています。

建具は現在仮付け状態。至るところ不陸だらけの町屋では建具をスムーズに動くよう微調整する必要があり、実に大変です。

 

1階の床板はYYAA定番の杉足場板。幅広のフローリングはやはり迫力があります。見た目だけではなく断熱性にも優れていて、もちろんローコスト。床下地は今回工事で組み直しました。

 

 

極小1014サイズ(1m x 1.4m)のユニットバスもぴったり納まり一安心。年内の完成に向けて急ピッチで作業が進んでいきます。

 

 

 

坪庭が復活しました。

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六原の長屋。鬱蒼としていた坪庭から樹木とゴミを一掃したので、よい感じに光が入るようになりました。塀の杉皮も貼りなおして、すっかり元の風情を取り戻しています。ちょっとしたスペースですが、あるとないとでは大違い。やっぱり京町家に坪庭は欠かせませんね。

 

 

建物を接ぐ

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六原の長屋。外壁の修繕中。痛みが激しかった外壁を新しい杉板に張替えました。既存の柱や建具の間にすっきり収まっております。今はいかにも新品という感じですが、塗装すれば他の箇所と馴染んできます。

 

丸柱の足元が腐朽していたので、新しいものと交換。古民家のリノベでは古くなった柱の足元の処理が毎回の課題です。柱が受け持っている荷重が大きかったり、2階まで通った長い柱の場合は簡単に交換できないこともあります。

 

着々と工事が進む2階。三角屋根の形に天井を上げて気積を大きくしています。右側の土壁部分は通り庭の吹抜。今回工事で復活させました。

 

 

 

電気打合せ

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六原の長屋現場。電気屋さんと配線ルートやスイッチ・コンセント位置の打合せ。古い日本家屋は土壁と柱梁で出来ているので、基本的に電気配線は全て露出となります。どういう風に見せるか・隠すか、細かい部分ですが手を抜けません。図面である程度指示していますが、現場の解体状況を見ながら一つずつ確認していきます。

 

天井に走っている配線と、それを梁に固定している陶器の碍子(ガイシ)。今では安全上の問題から使えません。昭和の町家ならではの雰囲気があるので、回路は遮断してそのまま残します。

 

いつも使っている新金属プレートでは大きく出っ張りすぎるので、今回は昔ながらの小型スイッチを敢えて使います。配線も鋼管では融通が効かないのでブラック色VVFケーブルをステープル留め。結局これが一番潔くて格好良いですね。