エレベーターかエレベータか。

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以前、建築業界では「設計意図」、機械業界では「設計思想」という言葉を使うと触れました。もっと単純な違いとして、長音記号の使い方が建築系と機械系では異なります。

例えばelevator。

建築系では「エレベーター」
機械系では「エレベータ」

手元にある機械系の大学の教科書を見てもセンサーは「センサ」。アナライザーは「アナライザ」。メーターは「メータ」。機械屋さんは長音で終わらないことに頑固一徹なコダワリがあるのです。調べると電気系でもcomputerは「コンピュータ」。要するに工学の用語としては、長音記号を書かない言葉が正としてJISに定められているから、ということのようです。

建築も工学のはしくれとしての自覚をもって欲しいものですが、partitionのことを「パーテーション」という人が多発するぐらいなので、やれやれ、いい加減なものです。建築というジャンルは厳格な理系分野ではなく、思想であったり歴史であったり、文系分野にも広くまたがっています。その一端が長音記号の使い方にも表れているようで、機械・建築両方を学んだ身としてなかなか興味深いものがあります。

香川県の建築めぐり:南寺

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ジェームズ・タレル翁と安藤忠雄氏の合作。
中も外も、よく出来てます。名作。
よく見ると屋根裏が仏教寺院のデザインを踏襲していることが分かります。地垂木+飛櫓垂木。二軒(ふたのき)垂木スタイル。和を感じさせながら、モダン。
ちなみに隣の公園に転がっていたベンチ。角材の組み物で出来上がっています。由来は良く分かりません。

プレゼンテーション

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デザイナーご夫婦のためのマンションリノベーションです。使い勝手の悪かった60㎡程の中古マンションを一部改造、3LDK⇒2LDKへ変更して大きなリビング空間をつくります。

今回は予算が限られているので、できるだけ奇策を弄せず、設計されたコンパクトな空間を、ホンモノの素材でつくる、シンプルな設計を行いたいと思います。

香川の建築めぐり:李禹煥美術館

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最近できた李禹煥(ウーファン)美術館です。地中美術館から歩いて10分ほどのところにあります。

 


アプローチ

 


階段の際ディテール。綺麗。

 


ここもすごい人です。

 


ファサード壁面の前。

 


李氏の作品。

 


アプローチ床ディテール。白い小石を固めて、切りっぱなしにしています。とても綺麗。

 


コンクリートのパッセージが続く。残念ながら内部は撮影不可でした。

 


敷地から海まで草原が広がっています。ちょうど谷間になっていて対岸の四国が見えますが、ちょうど高松辺りの工業地帯が見えない貴重な場所です。

 


海岸まで出てみました。向こうに見えるベネッセミュージアムしかなかった頃に、雑木を踏み分け確かこの浜辺まで歩いてきました。それから10年後、こうしてここに立っているのはなんだか不思議なものです。