スケルトン・インフィル町家の実測

Posted カテゴリー: 3.Idea

京都市左京区から連棟町家の改修のご相談を頂き、さっそく実測に伺いました。戦前の建物らしいのですが床・壁・天井に化粧ベニヤが貼られていて構造体が全然見えません。普段、町家の実測では古い柱・梁の間隔から新築当初の設計者(大工棟梁)の頭の中を推理するので、これは強敵です。

少しベニヤを剥がして調べると、どうも連棟の界壁と屋根だけ残して、内部は骨組みごと換装されている雰囲気です。コンクリート造のマンションのように大きな構造体(スケルトン)の中に居住スペース(インフィル)が入れ子構造に収まっています。とはいえ界壁の土壁は既に朽ちていて、後から加えたインフィルが建物全体を構造的に支えているようだし・・・不思議です。

 

和室には柱らしきものがありますが、構造柱なのか付け柱なのか、容易に見分けがつきません。ローラー作戦で全箇所計測し、図面化しながら新築時やリフォーム時の痕跡を探っていきます。

内装工事中です

Posted カテゴリー: '17-奈良県王寺町T邸

王寺町の住宅。内装工事が進んでいます。北側斜面に開いた大きな窓と、東西のスリット窓から光を取っています。直射日光があまり入らない設計なので一抹の不安がありましたが、プラスターボード貼りの状態でこのぐらいなら大丈夫。壁面を白く塗装すればもっと部屋は明るくなります。

 

サイディング外壁の塗装も終わり、足場も外れました。外観は竣工写真までのお楽しみということで。

 

外壁の改修計画が始まりました。

Posted カテゴリー: '15-17岡山ビル


大阪市玉造の岡山ビルです。4年前の改修では、外部はほとんど既存のままだったので外壁タイルや吹付けの劣化が進んでいます。漏水やタイル落下の恐れもあるので足場をかけて全体的に補修することになりました。

 


割れたり剥落の恐れがあるタイルは撤去して、貼りなおす必要があるのですが、新築当時と全く同じ色柄のタイルはないので、どういうタイルを代替品として用いればよいか検討しています。サイズも「小口平」という規格で、最近はほとんど販売されていません。

 


昭和期のタイルは微妙な焼ムラがレトロ感を醸し出しています。よくみるとコーナーは微妙にタイルをカットして目地を調整しつつ、L型のタイル(役物タイル)を嵌め込んでいるようです。普段は気づかないのですが、じっと作り手の視点で見ると色々なことが分かってきます。

看板の検討

Posted カテゴリー: '18-大阪市都島区I邸

都島区I邸は化粧品関係の事務所も兼ねているので、その看板を検討中です。実寸大のモックアップを作りましたが看板だけだと大きさ感が分かりにくいのでモデルに入ってもらいました。インターフォンも組み込むので、大きさ感だけでなく取付高さも重要です。

当初は横長の看板を想定していましたが、実寸大をみると「大きすぎるな…」と感じたため、正方形で進めることになりました。

 

完成した様子。カメラとボタンとスピーカーの部分だけ穴あけして、看板の裏にインターホンを仕込んでいます。ブラバンシアのステンレスポストと一緒に、ガルバリウム鋼板の割付に合わせました。

地鎮祭

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

奈良市内にある大きな古屋の改修計画。既存部分の解体工事を始めるにあたり、地鎮祭を行いました。僕は初めて地鎮祭に参列したのですが、思っていたよりもずっと神聖な雰囲気で、かなり緊張しました。

 

計画している建物の四隅を神主さんがお祓いしてくださっています。

 

玉串拝礼。榊の枝を神前にお供えします。

いよいよ工事が始まります。気を引き締めて、よい建物になるように頑張ります。(ぶ)