
箕面船場にある築50年8階建ての古ビル改修計画です。かつて大変栄えた大阪の繊維業の会社2つが共同で建てたビルで、左右対称の平面にそれぞれ階段やEVを備え、持ち主は異なるという珍しい「長屋ビル」形式になっています。繊維業はその後衰えてしまいましたが、御堂筋線の延伸と阪大キャンパスの移転により、箕面船場は再び脚光を浴びる地域になりました。

今回はこの長屋ビルの半分を貸事務所としてリノベーションする計画です。建物は元々シンプルな作りで状態も良いのですが、特殊な建て方のため法的な取り扱いを官庁と協議しながら進めていきます。
