京町家まちづくりファンドに選定されました!

京都市東山区で計画している昭和小路の長屋Ⅳ改め【ココナガヤ】が、令和6年度京町家まちづくりファンドの改修助成事業に選定されました。

京町家まちづくりファンドとは・・・

伝統的な木造家屋である「京町家」は、《生活空間》と《仕事空間》が共存する特徴をもつ都市住宅で、京都では今も多くの人が、京町家での営みを続けています。しかし、古い建物の維持には膨大な費用がかかります。相続や改修費などの問題があり、京町家は年々減少しています。歴史都市・京都の象徴である景観や歴史ある建物が失われるだけではなく、京町家に宿るさまざまな「生活文化」も、共に失われていってしまう……そこで当ファンドは、京町家への「改修費用の助成」事業を通じて、所有者・居住者とともに、京町家をまちづくりの未来を育む「公共空間」として再生し、次の時代につないでいく取組を行っています。(公式サイトより転載)

過去の事業を見ると、立派な京町家のお屋敷改修が多いので、これは難しいのでは、と思っていたのですが、古い長屋コミュニティがそのまま残り、3項道路指定も受けている昭和小路は役所や審査員の皆様にもよく知られた存在で、ファンドの趣旨とオーナー様の目指す方向もぴったり一致、という所で、プロジェクトのあり方をたくさんの関係者の方々と考えながらここまで進める事が出来ました。まだ実現に当たって様々なハードルがありますが、2025年夏前には、皆様のお目にかかれるよう、一つ一つクリアして行きたいと思います。