掲載:住まう No.76

私たちが設計監理した『工具箱の家』が大阪ガスの機関誌「住まう」No.76の巻頭特集に取り上げられています。現地で私・お施主様に取材して頂き、写真も全て撮り下ろしです。市販品ではないので若干手に入りにくいですが、大変丁寧にまとめて頂いた記事なので、機会があれば是非ご覧ください。

シンプルな木架構は登り梁形式を避けてコストを圧縮。建具は枠を回さず、梁に直接留めた鋼材をガイドレールとして使用。

「住人十色」放映のお知らせ

私たちが設計監理した『工具箱の家』が毎日放送「住人十色」にて取り上げられることになりました。放映は6/26(土)です。住宅の完成時にオープンハウスは開催したものの、コロナの影響で多くの人に見て頂くことが叶いませんでしたので、この機会にぜひご覧ください。

ペンキ仕上げ

都島区I邸。天井のペンキ塗装を行いました。目地部分にパテ処理を行い、塗料が落ちないように壁や梁に養生を行っています。

看板の検討

都島区I邸は化粧品関係の事務所も兼ねているので、その看板を検討中です。実寸大のモックアップを作りましたが看板だけだと大きさ感が分かりにくいのでモデルに入ってもらいました。インターフォンも組み込むので、大きさ感だけでなく取付高さも重要です。

素材と色の検討

都島区I邸の素材と色の検討をしました。

この写真は玄関建具の色見本をつくったところです。樹種によって発色が変わるため、今回は端材を工務店から取り寄せて所内でサンプルを作成しました。単色、2色調色、3色調色…と検討を重ねて候補を絞り、お施主様と相談してひとつに絞ります。

ご来場ありがとうございました。

徐々に外出が難しくなりつつある時期でしたが、大阪市都島区I邸のオープンハウスに多数のご来場を頂きありがとうございました。

今回の建築は終の棲家としてご家族に長く快適に住んで頂きやすいように、ということで途中2階建てから平屋に設計変更し、その反面、素材や面積を絞ってごくコンパクトにつくったつもりだったのですが、皆様から「大阪市内で平屋とは何て贅沢な」というお言葉をたくさん頂き、街の視点から見れば確かにそうだなあ、と思いを新たにしました。眺望や採光、床面積など建物の価値を計る指標は色々ありますが、平屋はやはり何にも代えがたい魅力がありますね。