カテゴリー: 034 工具箱の家
都島区I邸オープンハウスのお知らせ
※このイベントは終了しています。
この度、私たちが設計監理を行っている建築が完成します。
お施主さまのご厚意によりオープンハウスを行うことになりました。
引渡し間際のため短い時間ですが、ぜひお越しください。
ベニヤ板の選定
大阪府門真市。I邸の壁仕上げに使用するラワンベニヤの選定を行うために、建材屋さんの倉庫に来ました。ラワンベニヤはもともと仕上げ材として作られた材料ではないので、ロットによって節があったり、色味が異なったりします。できるだけ状態が良いものを採用するためには、倉庫で実物をチェックして、建材屋さんにどういった材を集めて欲しいか伝える必要があります。
シルバーの屋根
軒先の納まりも決まり、屋根にガルバリウム鋼板を施工しています。グレーやブラックを用いることが多いのですが、今回はお施主様の「工場っぽい建物」というイメージから、シルバーで仕上げることになりました。
基礎のコンクリート打設完了
配筋検査からすっかり時間が空いてしまいましたが、大阪市I邸の現場の続きです。基礎のコンクリート打設を行い、養生期間を経て、基礎が完成しました。上棟に向けて、パッキンと土台を施工しています。
鈑金打合せ
大阪市都島区の住宅。今回は屋根・外壁とも、ガルバリウム鋼板竪ハゼ葺きとする予定です。既製品ではなく、現場でガルバリウム板を曲げて製作するため、色々と工夫が必要です。工務店・鈑金屋さんと実際のサンプルを見ながら検討会議を行いました。
地盤改良 D・BOX工法
大阪市I邸も着工しました。現在、地盤改良工事を行っています。
今回の敷地は地盤調査の結果、地中10m以上の深さまで軟弱地盤が続いていることが分かり、鋼管杭を打ち込む地盤改良工法では費用がかかりすぎることがネックでした。
そこで構造設計の方に相談しながら色々な工法を検討し、D・BOX工法にたどり着きました。この工法は、他の工法に比べて若干安価であることに加えて、振動対策・液状化対策にも効果があり、住宅規模の建築ではまだ採用例が少ないものの、土木工事では広く採用実績があるとのことです。施工にあたってはD・BOXを研究開発したメトリー技術研究所の方に現場指導もお願いしました。
縮小案の検討
大阪市都島区の新築住宅。2階建てで設計していましたが、準防火地域、事務所兼住戸、二世帯、高齢対応、地盤改良・・・と様々な要因で坪単価が割高になってしまい、減額案を検討しています。お施主様と相談して必要なスペースを絞り、動線を整理し、平屋建てに変更しました。商品の荷下ろしスペースが必要なので防火壁を兼ねた屋根を斜めに張り出しています。
解体工事
都島区の新築計画。既存建物の解体工事も大詰め。敷地の形や大きさが確認できるようになりました。ビルの谷間の細長い敷地に、細長い建物をつくります。
解体工事業界はここのところ大変活況で、数カ月先まで予定がびっしりの会社が多いようです。今回は工務店さんの紹介で割とスムーズに工事を行って頂くことができました。しかし、数年前に比べると随分相場が上がっているようで、お施主様には大きな出費となってしまいました。引き続き、建築工事の予算調整を進めていきます。
SOLIDOの検討
都島区の新築計画。外壁材に㈱ケイミューのSOLIDOを検討しています。数年前に販売開始されて、最近ではチラホラ施工事例を街で見かけるようになってきました。面白い風合いの素材なのでずっと機会を伺っていたのですが、今回のお施主様のイメージにはぴったりなので是非使いたいと考えています。外装材は長期間の風雨や劣化に耐える性能、防耐火性能が要求されるため、なかなかチャレンジングな素材を使うことが出来ず、選択の幅が限られます。コンクリートの質感があるパネルとしては、おうとくケアセンターで用いたアスロックが代表格ですが、普通の木造住宅で使うには重くて大げさ。建築雑誌では大波スレートやフレキシブルボードを外装材として使う例も見かけますが、汚れや耐久性の面でちょっと不安があります。その点、ケイミューはクボタと松下電工が母体の外装メーカーなので、信頼性は抜群、安心して使えてなおかつ恰好良い、ということで、ケンチクカ住宅の新しい定番になりつつあるように思います。