地鎮祭を行いました

Posted カテゴリー: '15-奈良県御所市U邸

9月吉日に地鎮祭を行いました。

お施主様、工務店、弊所の三者が集まり、神主さんと一緒に土地の神様へのご挨拶と、工事の安全を祈願しました。

 

お施主様と神主さんが敷地の四隅をめぐり、お米とお塩、お酒を撒きます。

 

鎌で草刈を行うやまもと。

設計者が草を刈った後は、工務店が鍬で土を掘り、お施主様が鋤で土をすくい、最後に神主さんが鎮め物を埋納しました。

 

確認申請がおりたら、いよいよ着工です。

 

ちなみに神主さんは、御所市内にある高鴨神社から来ていただきました。

高鴨神社は、上賀茂神社・下鴨神社など全国の鴨神社の総本社で、非常に古く由緒ある神社です。

地鎮祭の帰りにスタッフ全員で高鴨神社に立ち寄り、改めてお祈りしました。

カテゴリー

お庭の調査

Posted カテゴリー: '19-奈良市I邸


見積もりに目処が立ち、解体工事を進めています。お庭の植栽が荒れ放題なので、今日はお施主さま、ランドスケープデザイナーさんと一緒に現地調査を行って、外構をどういう感じに仕立てるか打ち合わせしました。


鬱蒼とした茂みに分け入って、活用する樹木・伐採する樹木を区分けします。蚊の楽園になっているので大変な状況です。お施主さまが子供の頃に種を植えたイチジクやビワが育っていて、活用することになりました。灯籠や手水鉢も再利用する予定です。

カテゴリー

古家の購入前調査

Posted カテゴリー: '20-奈良県橿原市M邸

少し前からご相談を頂いていた奈良県橿原市の古家リノベーション。中古物件を購入して改修する計画です。具体的に計画を進める前に、建物の状態をある程度調べて改修できそうな状態かどうか確認するため現地に伺いました。

昭和初期の建物。30年ほど空き家の状態ということで、時間が止まったような古家でした。縁側のガラスはかすかに波打っています(現在ほど高精度で製造できなかったためです。古いガラスの特徴です)。

 

なかなか傷みが激しい箇所もありますが、もうこれぐらい全然大丈夫と思えてしまうぐらい古家耐性がついてしまいました・・。古いまま残っている古民家は床下や柱梁の状態が一目瞭然なので、案外、安心感があります。

 

解体完了・工事に向けて基礎の検討

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

解体工事が完了し、事前に測れていなかった箇所を実測して図面にフィードバックする作業を進めています。

合わせて工務店さんと基礎の補強方法を検討しています。古民家改修では外周部の基礎をどう改修するか、が一番難しいポイントのように思います。古い骨組みを残したままでは新設の基礎とまるごと入れ替えることが出来ないので(いったん骨組みを全て空中に浮かせる工法もありますが、家一軒分ぐらいのコストがかかります)、部分的に少しずつ入れ替えたり、既存基礎の内側に新たに基礎を新設するなど、ケースバイケースで対応を考える必要があります。今回も東西南北、各方向で違った補強方法になる予定です。

カテゴリー

CGで内部の検討

Posted カテゴリー: '15-奈良県御所市U邸

今回は二世帯住宅ということもあり、色々な間取りを検討していましたが、ようやくプランがまとまってきました。吹き抜けと大きな本棚のある子世帯のリビング。階段上がライブラリです。

 

内部の配色やディテールをお施主様にも確認して頂きながら微調整を行い、完成形に近づけていきます。

 

 

カテゴリー

解体工事を行いました

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

内部の土壁を解体しました。構造体だけの状態も迫力があって格好良いです。

土壁下地材の竹小舞が出てきました。土の搬出が完了したら、隠れていた梁の架かり方や柱の足元の状態などを確認します。

現場の帰りに道路を闊歩する鹿を発見。

カテゴリー

地鎮祭

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

既存部分の解体工事を始めるにあたり、地鎮祭を行いました。僕は初めて地鎮祭に参列したのですが、思っていたよりもずっと神聖な雰囲気で、かなり緊張しました。

計画している建物の四隅を神主さんがお祓いしてくださっています。

玉串拝礼。榊の枝を神前にお供えします。

いよいよ工事が始まります。気を引き締めて、よい建物になるように頑張ります。

カテゴリー

工事に向けて詳細調査

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

お施主様との打合せの中で多少プランを変更しつつ、実施設計を進めています。詳細図面を描くにあたって再度、梁のサイズや掛かり方を現場で調査しました。お寺の庫裏のようなぐにゃぐにゃ丸太梁は全てそのまま活用する予定です。

お約束の屋根裏調査。埃がすごいですが、状態は良い感じです。

耐震改修といえば筋交いを追加したり接合部を金物で補強するイメージが強いのですが、一番難しいのは足元です。

今日は工務店さんや電気・水道の職人さんにも来て頂いて問題点を検証しました。給水管と違って排水管には水圧がなく、管の勾配によって自然と水・汚物が流れる仕組みのため、既存の排水管の高さと新設する配管の距離から逆算して室内の床高さを設定する必要があります。マンホールを開けたところ排水管が浅く、当初予定よりもう少し床を上げて対応することになりました。

カテゴリー

天井裏・床下をみる。

Posted カテゴリー: '19-奈良市I邸

まだ設計段階ですが、過去の度重なる増改築によって建物に謎が多いため、先行して内部の解体を行っています。天井裏の梁の状況がわかると抜ける柱・移動できる柱が分かるので、プランニングに選択肢が増えます。また、床下の状況によって工事費が大きく変わるので、あらかじめ把握することができれば、工事着手後の余計な追加工事を最小限に抑えることができます。

 

解体前に床下を覗いて分かっていたのですが、今回は古家にも関わらず床下が全てコンクリートで覆われた「ベタ基礎」です。40年ほど前に一度大規模なリフォームを行って、その時に基礎のやり替えも行っているようです。当時はまだベタ基礎が一般的ではない時代なので、割と先進的です。さらに、古い柱梁が残ったままベタ基礎に替えているということは、当初から伝統的な「玉石基礎」ではなく「布基礎」であったことが分かります。戦前の建物で布基礎の例は珍しく、構法の歴史を調べましたが、昭和初期には既に導入している事例もあったようです。

そんな具合で、建物の古い部分と新しい部分の組み合わせ、構法の変遷、新建材が使われているかどうか、など、建物の謎解きをしながら、長年の継ぎ接ぎで複雑に絡み合った条件を整理していきます。

カテゴリー

更地になりました。

Posted カテゴリー: '15-奈良県御所市U邸

既存古家の解体作業が完了し、およそ100年ぶりに更地となりました。

昔は田んぼであった可能性から軟弱地盤の心配をしていましたが、サウンディング調査の結果は割と良好でした。コストが厳しい計画なのでまずは一安心。引き続き実施設計を進めています。

 

 

カテゴリー

古家の改修プレゼンテーション

Posted カテゴリー: '19-奈良市I邸

計画案がまとまり、お施主様にプレゼンテーションを行いました。

 

大きなお屋敷なので、全部を改修してしまうと大変な費用がかかってしまいます。趣のある和室は修繕に留めて、昭和期にリフォームされたダイニングキッチンを中心に再整備する計画です。

 

増築された水まわりを減築しつつ、間取りに無駄のないように設計し直し、南庭に面して明るい居間をつくります。

 

現在は荒れ放題のお庭も整備して、ウッドデッキをつくってフルオープンな建具で室内とつないで・・・と夢は広がりますが、ご予算の中で何を優先するか、工事のコストバランスを取りながら慎重に進める必要がありそうです。

 

カテゴリー

古ビル改修プレゼンテーション

Posted カテゴリー: '19-大阪市天王寺区Kビル

大阪市内からご相談頂いている古ビルの改修プロジェクト。お施主様にプレゼンテーションを行いました。現状は、看板がペタペタ貼りついていたり、自販機があったり、エアコンの配管や室外機やダクトがこびりついていたり、上階への入口がどこかわかりにくかったり・・・と見れば見るほど問題が多い状態です。しかし建物自体は装飾のないシンプルな形状なので、うまく改修できれば格好良くなるポテンシャルはありそうです。

 

ビルを稼働させながらのリノベーションでは一気に全てを解決することは出来ません。まずは既存のテナントさんが入った状態でも実現出来そうな第一期工事。エアコンの配管ルートを再検討して外壁から除去。室外機置き場をエキスパンドメタルで囲ってスッキリ。屋上のフェンスをブラックに塗装。エントランスの階段を作り直し。ビルの入り口は袖壁とサインで再計画。これだけでもかなり美観の向上が望めます。

 

 

テナントが入れ替わるタイミングで1階のデザインを徐々に統一する第二期工事。店舗がそれぞれの個性を発揮することも賑わいの面では重要ですが、オーナー側が全体のバランスをコントロールすることも重要です。例えば看板は、何も規制を加えなければ他より目立とうとしてどんどん大きさと派手さを競うようになりますが、本当は何もないところにさりげないサインがあるほうが効き目があります。騒がしいところでさらに大声を出すより、静かなところで囁くほうがよく伝わって、労力もかかりません。

 

完成形の夜景。道のりは長いですが、まずは理想を描くところから。第一歩を踏み出すことが大切です。

古ビル調査

Posted カテゴリー: '19-大阪市天王寺区Kビル

事務所近くのビルオーナー様からご相談を頂き、古ビルの調査へ。タイル貼りのすっきりした建物なので比較的リノベーションしやすい条件ですが、外壁にまとわりついたエアコンの配管が大問題です。もともと空調のことを考えて設計されていない上にバルコニーもないため、こういった状況に陥っている古ビルはたくさんあります。

 

道路際に所狭しと室外機や給湯器。慣れてしまうとこれを見ても何とも感じなくなるのが怖いところ。

 

1階の少ない置き場が一杯になると、冷媒配管を屋上まで引っ張って、室外機を屋上に並べることになります。外壁にはテープ巻きの配管がだらーんと露出したままなので、経年劣化でひどい状況になってしまいます。元は良い建物なので、室外機置場と配管を再計画できれば、ぐっと雰囲気が良くなりそうです。ただ、道路際ぎりぎりまで建築されている建物では置き場とルートの確保は容易ではありません。

 

ビルの共用エントランス。色々頑張って演出して頂いているのですが、どうも良い方向に向かっていない感じです。こちらも長年の垢を洗い流してすっきりしたいところです。お施主様から古い図面をお借りして、どういう設計でつくられた建物なのか、現状とどう異なるのか、全体を把握するところから始めます。テナントさんからのご依頼では難しくても、オーナー様からの依頼では可能になることがたくさんあります。

解体工事が始まりました

Posted カテゴリー: '15-奈良県御所市U邸

既存建物の解体が始まりました。庭も建物も大きいので、1ヵ月程度かかる見込みです。

 

敷地の前には田畑が広がっています。葛城山麓は稲刈りも終わって、秋が深まってきました。

カテゴリー

古建具のサルベージ

Posted カテゴリー: '15-奈良県御所市U邸

市街化調整区域のため土木事務所との協議が続いていましたが、なんとかOKが出ました。近々既存建物を解体撤去する予定なのですが、古い建具が大変良い感じなので非常にもったいない。お施主様と相談して、状態が良いものを保管させて頂けることになりました。建具の状態や寸法を調べて、再利用できそうなものをチェックしていきます。

 

今ではなかなか手に入らないガラスや金物を使っていたり、明快な収まりになっていたり、ということもありますが、古い建具は第一に縦横比や桟の割付のプロポーションがとても良いです。建具屋さんの経験的な美しさの蓄積には学ぶべきところが多いです。

 

本当は柱・梁など構造材も残したいところですが、重機で壊す場合と傷つかないように撤去する場合では格段に手間賃が変わってしまいます。大きな部材の保管場所も考えると、なかなか古材を残すことは難しいようです。

カテゴリー

大正時代の住宅の実測

Posted カテゴリー: '19-奈良市I邸

奈良市から古民家リノベーションのご相談を頂き、実測調査を行いました。大正時代の建物ですが柱梁もしっかりしており、なかなか数寄心のあるよいお宅です。少し前まで住んでおられたので状態も良いようです。

 

ただ今までに何回か増改築されているため、元々の手仕事の痕跡がかなり分かりにくくなっています。昭和リフォームあるあるの天井ジプトーン+壁プリント合板。古民家は基本的に柱・梁が露出しているつくりなので法則性を掴めば割と実測は早いのですが、このように新建材で柱や土壁を覆ってしまうと、元々どういう状態だったのか全く分からず、図面の復元作業は一気にハードルが上がってしまいます。

 

お施主様のお父様から、庭だったところに応接間を増築したとお聞きしました。確かに!このつくりは、書院障子の奥に縁側、その先に庭があったに違いありません。さぞかし気持ちのよい空間であったことでしょう。何とか復原できないかなぁ。。。

 

 

カテゴリー

ファーストプレゼン

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

お施主様にファーストプレゼンを行いました。2層吹き抜けの大空間をそのままLDKとして活用します。部屋の中央には効果抜群な薪ストーブを。1階に光が入りにくい断面形状なので、ハイサイドライトとトップライトを活用しています。

既存建物との関係や複雑な生活動線・来客動線など、古い家特有のフラグを一つずつクリアさせながらプランニングを進めていきます。

カテゴリー

古くて大きな家

Posted カテゴリー: '19-奈良市T邸

奈良市より古民家リノベのご相談を頂き、プランニングに先立って実測調査を行いました。古民家・・・といっても元々倉庫として使われていた建物なので、ほとんどがらんどうなのですが、なにしろこのサイズ。酒蔵のような空間です。ここに吹き抜けのあるリビングを・・と想像すると、わくわくしますね。

古い土壁が非常に良い感じなのですが、劣化してフカフカの状態。竹小舞との付着がない土壁は上塗りしても落ちてしまいます。残念ですが一度全部取ってしまわねば。構造補強ももちろん必要です。

ぐねぐね丸太梁。いつもながら昔の棟梁さんの適材適所・融通無碍な技の数々に惚れ惚れします。しかしこれが非常に図面化しにくい。途中で曲がっていますし、継いでいますし、直径も変わります。実現には非常に多くのハードルがあり困難な道のりですが、いくつか古民家のリノベを経験できたおかげで、まあ時間さえかければ何とかなるんじゃないかと思えるようになりました。

カテゴリー