お風呂リモコンの正しい取り付け位置は?

風呂リモコン位置
風呂リモコン位置

一戸建て住宅によくある洗面室+ユニットバスの間取りです。一般的に、お風呂の追い炊きやお湯の温度調節のために、浴室内の壁面に「風呂リモコン」を設置しますが、最も適切な位置はどこでしょうか。

風呂リモコン

施工業者さんに何も指定しなければ、上図の①か②の位置になります。浴室内の操作としてはどちらでも特に問題ありません。浴槽先に窓がある場合は上の写真のように②を選ぶ事が多いかもしれませんね。

しかし、実際の生活で風呂リモコンを操作したいタイミングは入浴中だけではありません。洗面室でお湯を使いたい場合もかなりの割合を占めています。①②では、洗面室でお湯を使いたい時に浴室内に足を踏み入れてスイッチを入れなければなりません。最近はユニットバスの性能が向上し、床材が随分乾きやすくなりましたが、それでも夜遅くに入浴して次の朝に洗面室を使う場合などには完全に乾ききっていない場合もあり、風呂リモコンのスイッチを入れる度に足の裏が濡れてしまう経験をされた方は多いのではないでしょうか(でなければきちんと毎回ゴム靴を履いておられることでしょう)。入浴中に操作しなければならないため浴室内には取り付けたいのですが、なおかつ洗面室から足を踏み入れなくても操作できる位置はないものか。

そういう訳で、私たちの事務所では③の位置を推奨しています。

ただし浴槽と扉の位置関係、窓・ふろフタフック・手摺との干渉など、様々要素から位置を決定する必要があるので、案外カスタマイズは難しいものです。上記は引き戸のユニットバスに対して、入口戸先側にリモコンを設置した例です。これも③と同じ考え方が成り立っています。

果たして給湯リモコンはON/OFFすべきなのか。

ここまでまとめておいて何なのですが、そもそも給湯リモコンはON/OFFしなければならない代物なのか?という疑問が湧きます。何となくガス機器は点けっぱなしにすると費用がかかってしまう気がしますね。東京ガスさんが疑問に答えてくれています。

記事を要約すると、

  • 給湯リモコンを点けっぱなしにしても、お湯が出ていなければガス代はかからない。
  • 給湯リモコンの待機電力は月間数十円程度である。
  • 給湯器本体のコンセントを抜くと凍結予防ヒーターが作動しない問題が発生するが、給湯リモコンがOFFの状態でも作動できる。

つまり、月間数十円の節約を気にする場合は、給湯リモコンをこまめにON/OFFすればよく、そうでない場合は常時ONでよい、ということです。うーん、苦労して給湯リモコン位置をカスタマイズしても、月間数十円の節約にしかつながらないのか。。。

「常時風呂リモコンON」かつ「標準位置①②」、という正解もあるということですね。