町屋の軒先の復原。

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復原を進めている町屋のファサード(正面)。骨組みができました。頭と図面の中にしか無かったイメージがようやく形になり、建物全体のスケール感やプロポーションが分かるようになりました。計画開始から2年弱、感慨深いものがあります。

 

軒先は腕木で支えています。奈良町屋ならではのキゴシ(木格子)をはめ込む予定です。

 

・・ちなみに失われた建物を当時のように再現すること、あるいは推測に基づく場合を「復元」、一方、改修等で形が変わっていたものを当初の姿に戻すこと、あるいは旧部材(部分品や材料)や文献等が残っており、根拠が確かな場合を「復原」と使いわけるそうです。(吉野ヶ里遺跡の住居は復元、東京駅は復原)。今回は復原です。

耐震補強中

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奈良市の町屋現場。寒さは厳しいですが、積雪がほとんどない奈良では冬場が建築工事のベストシーズン。思ったより快調に工事が進んでいます。

 

内部はコンクリートの土間が完成し、その上に型枠を組んで基礎立上りを新設しているところです。

 

掃き出し窓の下はオープンだったので雨風や猫や鼠が入り放題。今回工事できちんと塞ぎます。古いアルミサッシもお役御免、木製建具に変更します。南側に大きな庭が広がっているので開放的な使い方が出来ればよいなぁと考えています。

 

 

町屋リノベの工事が始まりました。

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大阪・奈良県・建築家・設計事務所・デザイン・山本嘉寛・住宅・新築・戸建て・リフォーム・改修・古民家・町家・町屋・京都・兵庫・神戸・西宮・芦屋・生駒・定期報告

奈良市H邸。こちらも予算調整に苦戦しながら、ようやく本格的に工事がスタートしました。まずは奈良市の補助金を受ける外観部分の修景工事を重点的に進めます。増築された店舗部分を撤去して新築時の意匠を復原、側面のトタン板も取り外して焼杉貼に変更します。

 

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内部では基礎の補強工事のために掘削作業を行っています。小さな重機とはいえ、狭い室内での取り回しはさすがの職人技ですね。

解体後の構造確認

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工務店さん・構造設計者さんに現場を見ていただきました。解体後のため、構造部材の組み方や継ぎ手も良く分かります。「間取りとの兼ね合いでこの柱や梁を抜きたいが問題ないかどうか」という相談も、現場なら構造面・施工面からその場で見解を教えて頂けるので、とてもスムーズに方針が決まりました。

 

これは既存雨戸のアップです。板がやせていて隙間ができています。ただ、一枚一枚が幅広で格好良いため、作り直してしまうのももったいないような・・・。

内部の解体工事が完了しました。

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奈良町屋のリノベーション。内部解体が完了しました。今まで分からなかった部分も全て見えるようになったので、再度構造部材の調査を行っていきます。

 

町屋では、2階の床板は厚み15~20mm程度の荒板になっていることが一般的です。梁も太いので、このまま使っても格好良い雰囲気になりそうです。(ただし荒板は隙間があるので、そのまま2階の床仕上げ材としては使えません)

 

一方、1階の床を支える支柱は石の上に細い丸太を建てただけの華奢なもの。また、その上に敷かれている大引という部材も製材していない丸太なので、高さが一定ではありません。床仕上げが畳の場合は多少の不陸があっても吸収できますが、フローリングに変更する場合はガタガタになってしまいます。やはり床組みをやり直す必要がありそうです。