古民家改修
古くても状態が良い建材や手仕事でつくられた造作を残し、今の生活の仕方や間取りに再編する家づくりは、かつては当たり前に行われていた方法です。大量生産・大量消費のシステムに添って古くなったものを一掃するのではなく、丁寧に既存の部材を調べ、当初の設計者(棟梁)の意図や建物の履歴を検証しながら、住み手のご希望に応じた細やかな設計を行うことで、古いものと新しいものが共存できる住まいを作ります。耐震補強による安全性の確保、床・壁・天井・開口部の断熱による温熱環境の改善、高効率設備への切り替えにより、新築に近い性能を備えた住宅へアップデートすることも可能です。
新築住宅
私たちが設計する新築住宅はお施主様の生活の仕方や敷地環境、ご予算、法規制といった様々な条件を煮詰め、1つの建築として抽出した結晶です。条件によって出来上がるものは様々ですが、出来れば単なる個別解を超えて、住み手や住み方の変化があっても失われない輝きを備えた建築になればと考えています。
戸建て・マンションリノベーション
築古・築浅の戸建て住宅や分譲マンションをお施主様の住み方や考え方に応じた空間へと転換します。既存の構造・設備や法律を読み解き、付加された余計な物事を省いて、限られた空間を最大限活用した設計を行います。築浅建物ではまだ使える設備を残したり、改変せずそのまま利用する部屋を設けることでコストを抑えることも出来ます。
店舗・オフィス
オーナーさんや働く方々の想いをじっくりお聞きしながら、意匠性と使い勝手を共に備えた空間をつくり、働く側にもお客さまにも永く愛される空間をつくります。
施設・事業収益物件
築年数を重ねるうちに仕上げや設備が劣化し、間取りも時代のニーズに沿わなくなって魅力を失った建物が街にはたくさん溢れています。それらの多くはやがて解体され定型の賃貸マンションに建て替える道を進みます。しかしまだまだ使える構造躯体を解体して膨大な廃棄物を産み、人口が減少して供給過剰になる中で「新しい」という魅力しか持たない没個性な建物を新築する事は本当に適切でしょうか。今そこにある古ビルは、タイムカプセルのように建てられた当時の時代を反映した魅力や個性を秘めています。それらを活かす細やかな設計と、現代のニーズに合致した間取りや用途を与えることで、建物の時間の針を一気に進め、さらに陳腐化しない強い魅力を持った建築へと転換することが出来ます。






















































