リノベーション・増改築・改修の進め方
1.お問合せ
まずは当ホームページ上欄メニューの【お問合せ】⇒【建築設計のご相談】より必要事項を明記の上お問い合わせ下さい。計画物件や計画時期が決まっていない段階でも大丈夫です。大阪上本町にある当オフィスでは予約制の無料相談を承っております。ご自宅や計画地に出向いての出張相談も可能です(※1)
⇒【建築設計のご相談】はこちらから。
(※1)出張相談の場合は(5,000円+税)+(事務所からの往復交通費×2)が必要です。
2.物件探しのコンサルティング
(物件が定まっていない場合)
費用:50,000円+税 /年
【先に3.をお申込の場合はサービス】
難しい中古物件探しについて、メリットや危惧される点などを建築士の立場から助言します。物件に関わる法規制や隣地との関係、インフラの状況について不動産資料に記載されている内容が正確かどうか検証します。
3.立案・プレゼンテーション
費用:
50,000円+税(延150㎡未満)
100,000円+税(延150㎡以上)
【先に4.を締結する場合はサービス】
ご希望の条件、物件の状況やご予算、法規制などを勘案して計画を立案します。プレゼンテーションは図面や模型、CGなどを使いながら、計画案を分かりやすくご説明します。予算計画や工期の目安、設計監理料もご提示します。
(※2)遠方地や特殊な設計条件等、追加費用が必要になる場合があります。
(※3)既存図面がない場合は建物調査・図面作成費が別途必要です。
4.設計監理契約
費用:設計監理料の20%
引き続き設計を進める場合は、お施主様と当事務所との間で建築設計・監理等業務委託契約を締結します。また契約に先立ち、建築士法に基づく重要事項説明を行います。
5.基本設計
費用:設計監理料の20%
ファーストプレゼン案をたたき台として、納得して頂けるプランとなるまで何度も案の練り直しを行い、設計の基本的な内容を決定します。必要に応じて構造設計事務所・設備設計事務所・管轄官庁・建材メーカー等と打ち合わせを行います。
6.既存解体・詳細調査
計画物件が空き家の場合は先行して解体工事を行うことで、仕上げ材で見えなかった屋根裏や基礎を調査することが出来ます。工務店や構造設計者と補強方法を検討することで、着工後の予期せぬ追加工事をリスクを低減します。
7.実施設計
費用:設計監理料の20%(※4)
詳細図面を作成し、素材や設備の仕様を決定します。構造・設備の詳細設計を行い、仕様書・意匠図・構造図・設備図がそろって「設計図書」の完成です。
(※4)実施設計完了後に大幅な設計変更を行う場合は追加設計料が必要です。
8.見積・合理化案検討
費用:無料(※5)
実施設計図面をもとに、原則3社の建設会社にあい見積を依頼します(※6) 。提出された見積を査定し、予算を超過した場合は設計内容の合理化・見直しを行います。
(※5)4社以上の見積査定には別途事務経費が必要です。
(※6)立地条件や建築の内容により、依頼先を3社確保できない場合があります。
9.施工会社決定・工事請負契約
費用:設計監理料の20%
工事内容と工期が決定すると、お施主様と施工会社との間で工事請負契約を締結します。契約書には監理者として当事務所も記名・捺印します。
10.着工・監理
工事がはじまると建設会社から提出される施工図を当事務所がチェックし、現場が設計図書通りに施工されているか監理します。リノベーションでは設計時に予測できない問題が発生することもあり、その都度対応を検討しながら現場を進めます。お施主様とも最終的なデザインや仕様の確認を行っていきます。
11.竣工・引き渡し
費用:設計監理料の20%
完成検査を行い、建物を最終的にチェックします。また、物件の規模・内容に応じて管轄官庁の完了検査を行います。建設会社から各使用機器の取扱い説明と保証書や鍵の引渡しを行い、完成です。
12.アフターフォロー
竣工1年後に建設会社と共に点検にお伺いし、問題箇所があれば是正を指示します。それ以降は竣工3年後、5年後、10年後と定期的にご連絡して建物に不具合がないか、追加のご要望などがないかお伺いします。建物同様、長くお付き合いさせて頂ければ幸いです。
■色で塗った項目はご計画によって要する期間が大きく異るため、竣工期限の確約は致しかねますが、計画開始から完成までの期間は、30坪マンションリノベーションの場合約1年、35坪古民家リノベーションの場合、約2年程度が目安です。