外観の完成

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奈良市H邸。町屋の外観復原が終わり、市役所の完了検査を受けました。一言に町屋の意匠といっても厳格なしきたりがある訳ではなく、建物によってかなりデザインに差があります。そのため、元のデザインが分かっている箇所については復原を行い、分からない箇所については周りの事例を参考にデザインを考えることになります。特に格子のデザインは自由度が高いので、奈良町を歩いて見つけたかわいい格子のデザインを盛り込んでみました。

完成に向けて、引き続き内部の工事を進めていきます。

ポーターズペイントのショールーム

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ポーターズペイントはオーストラリア生まれのちょっと変わった塗料です。堺の現場の帰りに、ショールームに伺いました。


なんとなく漂う「日本のじゃない感」。塗りムラや微妙な色の具合がちょうど気持ち良い感じです。

サビサビのポストは、中身はいたって普通。外部だけ錆塗装しています。錆色塗装は最近我が国でも増えていますが、金属粉が混ざっていてリアルに錆びます、という商品はなかなかないですね。外部で使えるシリーズが多いのも嬉しいところ。是非一度使ってみたいものです。

外観修景中。

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奈良市のH邸リノベーション。今年度内に補助金を受ける外壁・屋根の工事を終わらせる必要があるため、内部はひとまず置いて外周りを進めています。外壁の焼杉貼もほぼ完成。廃墟状態だった外壁が一気に風格ある趣きに変わりました。焼き具合はミディアム。

玄関側は格子のはめこみ作業と塗装の最中。いよいよ町屋らしくなってきました。市役所の検査にも何とか間に合いそうです。

春の現場

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今日は天気も良く、ようやく春を感じることができる現場です。見上げると梅の花が。

 

その隣で職人さんが屋根瓦の葺き替え中。これは役得ですね。

 

 

新しく出来た土台に腰掛けて定例打ち合わせ。陽があたるとポカポカして気持ち良いです。難しい収まりの話もついつい和みますね。

 

 

町屋の軒先の復原。

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復原を進めている町屋のファサード(正面)。骨組みができました。頭と図面の中にしか無かったイメージがようやく形になり、建物全体のスケール感やプロポーションが分かるようになりました。計画開始から2年弱、感慨深いものがあります。

 

軒先は腕木で支えています。奈良町屋ならではのキゴシ(木格子)をはめ込む予定です。

 

・・ちなみに失われた建物を当時のように再現すること、あるいは推測に基づく場合を「復元」、一方、改修等で形が変わっていたものを当初の姿に戻すこと、あるいは旧部材(部分品や材料)や文献等が残っており、根拠が確かな場合を「復原」と使いわけるそうです。(吉野ヶ里遺跡の住居は復元、東京駅は復原)。今回は復原です。