お施主様との打合せの中で多少プランを変更しつつ、実施設計を進めています。詳細図面を描くにあたって再度、梁のサイズや掛かり方を現場で調査しました。お寺の庫裏のようなぐにゃぐにゃ丸太梁は全てそのまま活用する予定です。
お約束の屋根裏調査。埃がすごいですが、状態は良い感じです。
耐震改修といえば筋交いを追加したり接合部を金物で補強するイメージが強いのですが、一番難しいのは足元です。
今日は工務店さんや電気・水道の職人さんにも来て頂いて問題点を検証しました。給水管と違って排水管には水圧がなく、管の勾配によって自然と水・汚物が流れる仕組みのため、既存の排水管の高さと新設する配管の距離から逆算して室内の床高さを設定する必要があります。マンホールを開けたところ排水管が浅く、当初予定よりもう少し床を上げて対応することになりました。