長屋の建て替え

大阪市内から建て替えのご相談を頂き、調査に伺いました。4軒長屋が部分的に取り壊されて、側面を鈑金で蓋した状態です。よくある光景ですが、ただでさえ耐力が不足している建物を途中でカットしているので、地震に対して非常に弱い状態です。費用をかければ柱梁を補強出来なくはないですが、長屋は持ち家の古民家と比べて柱梁が細い場合が多く、基礎や地盤の補強も困難なので、リノベーションより建て替えが適切と思います。

お隣は既にマンションとなっていて、更に周辺では再開発が進んでいます。採光・通風の確保がテーマになりそうです。