突然ですが、大阪府建築士会の関係で、2021年10月31日(土)に天六にある大阪市立住まい情報センター(いわゆる住情センター)でお話させて頂くことになりました。お題は「住まいの維持管理:住まいのリフォーム」です。内容は【住み慣れた家を維持管理しつつ長く住み続けるためのリフォームや、空き家のリノベーションの進め方やポイント、事業者選びや様々な支援制度など、事例をまじえて解説します。】ということなので、私たちの事務所にはぴったりなのですが、話すべき内容がてんこ盛りです。しかも2時間の長丁場。これは念入りな準備が必要です。せっかくなので、ブログ記事にまとめながら、セミナーの内容を整理していこうと思いたちました。
まずは住まいのリフォーム・リノベーションを類型化してみたいと思います。
色々な建築に色々な住み方がありますが、荒っぽく分けてみると、
■戸建住宅か、集合住宅か
■自己用か、事業用か
という2つの分岐があることが分かります。同じ戸建住宅でも自己用と事業用では目的も予算も異なりますし、同じ自己用建築でも、戸建て住宅と集合住宅では可能なこと・不可能なことが大きく異なります。私たちの事例でこの2x2=4パターンの分類を行ってみました。
A. 戸建住宅|自己用
B.戸建住宅|事業用(長屋も戸建扱いとしました)
C. 集合住宅|自己用
D. 集合住宅|事業用
各ジャンルとも、割とまんべんなく設計させて頂いていることが改めて分かります。ご依頼頂きました皆様に御礼申し上げます。次回から、この4つの要素とリノベーションとの関係について考えたいと思います。(注:不定期更新です)