日々のようす

YYAA works2021

今年も昨年に引き続き、先行きが見えない中での業務となりました。夏頃までのスローペースが一転、9月から新規のご相談や以前設計させて頂いたお施主様からの追加ご相談が集中的に舞い込み、オーバーフローしてしまう事態となりました。お待たせしてしまった皆様、申し訳ありません。現在は何とかそれらも落ち着き、通常業務に戻りつつあります。ちょうど秋口は一瞬コロナウイルスの話題が収まった時期と重なります。社会の流れが私たちのような小さな事務所にも大きく影響するということを実感しました。

秋からは建材の高騰に悩まされることになりました。ウッドショックに始まった価格上昇が様々な資材に波及して、工事費を猛烈に突き上げています。半導体不足から給湯器や食洗器など設備機器類が現場に入らない状況も起こっています。10年前に木造2階建てで施工床面積に対し坪60~70万前後で計画できたものが、現在は90~100万前後の見積が出てきています。坪30万上昇するという事は一般的な30坪の住宅で900万(税抜)建設費が上がるということです。更にその間、消費税も5%上がっていますので、お施主様の予算感覚と工事費見積の差は開いていく一方です。

我々の事務所では潤沢な建設資金がある案件は少なく、ただでさえ建材グレードを下げたり施主支給扱いにしたり、あの手この手でコスト調整に四苦八苦している状況でしたので、1000万近く建設コストが上がってしまうと手の打ちようがないのが現状です。極限まで平面を切り詰めて床面積を小さくすることが唯一の手段ですが、せっかく広めの土地があるのになぜか狭小住宅になってしまう・・・というのも問題です。

年明けからも市場の推移を見ながら、最善の方法をご提案していければと考えています。

事務所の一年としては、長年業務を支えてくれた三橋が退職しました。担当物件のお施主様方や工務店・デザイナーの皆様には温かいお言葉を頂き、本当にありがとうございました。7月からは新たに大武が着任し、新たなスタートを切りました。文野は今年ついに一級建築士に合格し(祝!)、来年からは事務所始まって以来の一級建築士2人体制となります。ますます業務に励んでくれることでしょう。

では恒例の1年間振り返りです。

工具箱の家|細長くてコンパクトで使い勝手の良い平屋の住宅

工具箱の家|大阪市都島区

P Kyoto Saiin|京都市右京区

岡山ビル 第3期|大阪市中央区

めもりの家|奈良市

葛城山麓の家|奈良県御所市

T様邸|奈良市

S様邸|大阪市東成区

K様邸|大阪市淀川区

M様邸|奈良県橿原市

昭和小路の長屋III|京都市左京区

では皆様、どうぞよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願い申し上げます。