建築と家具のあいだ

第一案は好評だったのですが、応接スペースとオフィスの関係性を重視するために不採用とし、個室と執務空間を分けるプランを再度作成しました。
オフィスの設計は動線計画が第一のため、大仰なコンセプトは全面には出てこないのですが、色々なプランを検討するうちに、空間を家具で仕切る部分と、建築で仕切る部分が混在している様相はなかなか面白いなあと思い始めました。建築を家具のように置く・家具を建築のように造り込む。両方のアプローチを同時に行うことで、さもトンネルが開通するような、何か新しい道筋が得られればと思ってプランニングしています。