現場調査

前入居者さんの退去が終わり、ようやく部屋に自由に入れるようになりました。図面だけでは分からなかった部分や経験から当たりをつけていた部分を確認するため、現地調査を行いました。

 

壁の端をガリガリ。下地の状況を確認しています。いずれにせよ解体する部分ですが、ちょっと後ろめたい気持ち。

 

ユニットバスの点検口から覗いた天井裏。今回は天井のボードを取り払ってコンクリートの打放しに変更する予定のため、念入りに調査。天井ボードを剥がすのは簡単ですが、元々天井を貼る前提で施工された物件では空調ダクト、給排水配管、電気配線など、たくさんの配管・配線が天井裏を縦横無尽に走っているため、きれいにコンクリート打放しに変更することは至難の業です。隠すか、敢えて見せるか。解体状況を見ながらお施主さまや現場と細部を詰める必要があります。