ラワンベニヤ選び

今回は壁天井の大部分がラワンベニヤ仕上げです。ラワンベニヤは本来仕上材として作られたものではないので割れや欠け、節穴が空いたものなどが混ざっています。また樹種についても乱獲でラワンが希少になり、今ではラワンっぽい色々な樹種をひっくるめてラワンと総称しているため、白や茶色、赤茶など、ロットによってかなり色や木目に差が出ます。

そのため、仕上として用いる場合は設計のイメージに近いものを材木屋さんに行って選別した方が無難です。非常に手間がかかるので毎回出来る訳ではないですが、今回は工務店さんと京都の高雄木材さんのご協力で、一枚一枚ベニヤを選ぶ事が出来ました。合計160枚。大変な作業にお付き合い頂きありがとうございました。出来上がりが楽しみです。