カラースキーム

内装仕上のカラースキームを検討しています。床・壁・天井・建具・建具枠・家具など、様々な素材と色を選んで組み合わせることになりますが、部屋全体の雰囲気が決まってしまうこと、施工面積が広く見積に大きく影響すること、人間の体が常時接する部材であること、などから「床材」の選定が非常に重要です。どんな物件でも、いろんなサンプルの中からお施主様の好みや物件の用途、空間に見合った床材を選び出す作業は欠かせません。フローリング材は大きく分けて2種類。濃いか、薄いか、です。

明るいフローリングの代表格、ナラを中心にした配色の場合。快活で若いイメージになります。

ウォルナットを中心に配色した場合。落ち着いた印象。高級感があります。

色の濃淡や触り心地、固さ、針葉樹と広葉樹、材の幅や長さ、それを着色して使う事も出来ますので、バリエーションは無限にあります。理想の一枚にたどり着くにはまだ時間がかかりそうです。