お施主さまと素材の打合せを行いました。今回特に苦戦しているのが床材。お施主さまから頂いたイメージに合う色・幅・木目のフローリングがなかなか見つからず、国内で手に入るめぼしい木材を片っ端から集めていると山のようになってしまいました。左からチーク(一枚・FJL)、オーク(一枚)、栗FJL、ブラックウォルナット(一枚・三層・FJL)、チェリー(三層)、桐(一枚)。これらに色々な浸透性保護塗料を塗って理想の色味を探ります。同じ色を塗装しても樹種によって染込み具合が違ったり、塗料が木材の色味の影響を受けたり、と可能性は無限にあります。試行錯誤の末、何とかお施主さまに気に入って頂ける床材にたどり着けました。
メインの床材が決まると部屋のイメージが固まるので、バランスをとりながら壁や天井、タイルなど全体の素材を選んでいきます。