お屋敷調査

奈良市中心部、開発された区画の隙間に残る築年数不明の古民家。お施主さまと一緒に調査に行ってきました。吹抜の土間部分だけでも8帖x2。竈のあとや、現役で使える井戸も残っています。

ファラオが眠ってそうな長持。。。

まだまだ長く住めそうな立派なお屋敷ですが、規模が大きいだけにメンテナンスや設備の更新には莫大な費用がかかります。今時の現実路線としてはゲストハウスへの転用なのでしょうが、それにしてもかなりのビッグプロジェクトになりそうです。価値ある古家を解体してマンションに建てかえたり駐車場にするような計画は一見、愚かなことを・・と思いますが、現実的にはなかなかそれ以外の道がないのかもしれません。