酒蔵の調査

奈良の蔵元さんからご相談を頂き、早速現地の調査に伺いました。酒蔵も、隣に建つ大和棟の住宅もゆうに築100年を超えています。これだけの建物が街中に残っていて、しかも現役バリバリで使われていることにびっくり。

寺社か城郭並みの大きな骨組みに圧倒されます。大きな柱は8寸角(24cm)。

あまりにも大きすぎて、手を入れ出すと際限なく費用がかかってしまいそうです。また、長い間慣れ親しんだ建物の使い方を変えることもなかなか難しいものです。いくつか案を作成して、お施主様の意見を伺いながら計画を絞り込んでいく作業が必要になりそうです。