1帖の広さ

住宅レベルの建築に関する面積の単位はだいたい3種類です。よくご存知の㎡、帖(畳)、坪がそれです。大きさを図にするとそれぞれこんな関係性になります。

1坪は畳2枚分の広さです。しかし1帖という広さは、畳1枚の大きさをどう考えるかによって微妙に変わってしまうので注意が必要です。(不動産図面では「現況を優先します」という一文でその辺りをバッサリ曖昧にしてしまいます)

一般的には
畳一帖=909mm x 1818mmと考えて計算しますので

1㎡=0.3025坪=0.605帖

です。現代でも室内の大きさを表す時は「帖」、土地の大きさを表す時は「坪」が日本人には分かりやすいようです。ちなみに300坪で1反(段)となり、田んぼの大きさによく用いられます。なぜ300坪で1区切りかというと、300坪で米の生産量で1石に相当するためらしいです。単位や尺貫法は調べていくと、なかなか奥深いものがあります。