敷地の測量

大阪市淀川区の小さな家。解体工事が終わり、すっかり更地になりました。見積調整も目処がたち、確認申請の手続きを進めています。

大阪市では令和元年の条例改正に伴い、建ぺい率60%を超える建築物は全て準耐火建築物や耐火建築物として、高い耐火性能を求められるようになりました。性能が高い事は良い事ですが、その分余計にコストがかかり、設計で選べる材料の幅も狭くなります。そのため今回は建ぺい率をぎりぎり60%以下に抑えて計画しています。

建ぺい率は敷地面積に占める建築面積の値なので、ぎりぎりの設計になると、敷地面積の精確な数値が必要になります。ただ今回は古い手書きの測量図しか残っておらず細かな寸法が曖昧でした。そのため登記測量事務所さんにお願いして、敷地を測量して頂きました。