奈良の建築めぐり:唐招提寺

旧田中家と併せて、唐招提寺に立ち寄りました。奈良に生まれ育ってもなかなか訪れる機会がなく、なんと小学校の遠足以来です。今見ると控えめな装飾と均整の取れたプロポーションに圧倒されます。建築物単体での完成度の高さは現存する奈良の寺院の中でもやはり別格。校倉造の宝蔵・経蔵、塔頭の練り塀など、見所満載ですっかり長居してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・小学生以来と思ってたんですが、昔の写真を漁ると、大学時代に授業で見学に来ていたようです。2003年、解体修理中の様子です。見えている部分は金堂の大屋根を取り外した状態。解体修理はこの後2009年までかかったそうですから、大変な工事ですね。