縄巻き爪研ぎ柱

LDKの一番メインとなる壁面に、窓と大きな換気扇と鉄骨柱がありました。

窓と換気扇は塞いでスッキリ出来ましたが鉄骨柱は無くせません。丸っと隠蔽する案も考えましたがうまくいかず、反対にインテリアの要となるようにデザインが出来ないか、色々検討しました。

アルヴァ・アアルトの籐巻き柱のように優しくて程よく主張する柱が良いなあという思いと、今回は猫との生活が主題という事で、縄を巻いて爪研ぎ柱を兼用することになりました。壁際の柱は普通にぐるぐると巻けないのでディテールを考案し、現場でモックアップを造って頂いて検討しています。実際に巻いてみると、図上のシミュレーションで気づかなかった問題点がちらほら。さらにブラッシュアップして施工に臨みたいと思います。