大阪の建築めぐり:大丸心斎橋本館

投稿日: カテゴリー: 大阪


年末商戦でにぎわう御堂筋。関西人ならおなじみの風景ですが、この大丸の建物は実は結構有名な建築です。

 


この建物の最大の面白さは、踊り場をスキップフロア的に利用した階段室と1階~中2階の吹き抜けだと思います。竣工が1922年ですから、当時としては相当斬新だったんじゃないでしょうか。今でもとても気持ちいい空間です。個人的にもとても思い入れのある建築で、小さい頃、親に連れられて行くたびに、なんかここ面白くて好き、みたいな感覚があったことをよく覚えています。もちろんヴォーリズの事ことなど全く知らなかった訳ですが、今から思えばはじめて「建築体験」をした場所の一つ なのかなあという気もします。

 

空襲であたり一面焼け野原になった中、このビルだけ残っている写真を見たことがあります。特別頑丈だったからか、ラッキーだったからかよく分かりませんが、 いずれにせよよく残ったものです。その後の保存もとても良好ですし、後から建った隣の村野藤吾設計・旧そごうが先に解体されていることを思えば、とても幸運な建築クンです。

 


踊り場のニッチに水のみ場。こういう感覚は今の商業建築にはないですねぇ。まだまだ永く残ってほしい建築です。

和歌山の建築めぐり:熊野本宮大社

投稿日: カテゴリー: 和歌山


過去3,4回は来てますが、世界遺産になってからは初めて。こんなに階段あったかなあ?ぜいぜい。


一応撮影禁止と書いてあるのですが、みなさんバシャバシャ撮ってます。まあ敬意を払いましょう、ということかな。


裏手にプチ熊野古道があります。知らなかった・・。


世界遺産効果で、付近はずいぶん開発されました。大型観光バスが止まれる土産物屋がたくさん。昔のひっそりした感じが懐かしい。

新潟の建築めぐり:潟博物館

投稿日: カテゴリー: 新潟

何となく、以前からずっと惹かれていた建築です。福島潟というラグーンについての資料館。福島県ではなく新潟県にあります。完成後の建物の名称はビュー福島潟。

他に背が高い建物がないので、遠くからでもよく目立ちます。

2Fからのアプローチ

正面

外壁の茶色に見える部分のディテール。なかなか当時この素材チョイスはないですね。

エントランスホール

エントランスホール見下ろし。

福島潟に住む鳥・魚などの展示と外に広がる風景を見ながらスロープを上がっていきます。

最上階はホールと展望コーナー。

ホールの天井見上げ。吸音効果を考えてのことと思いますが、とりあえずフカフカでかわいいです。

屋上にも上がれます。寒ぃ~

カフェ。

らせん形プランのため、トイレは廊下から直接個室に入る仕組みです。独特で面白い。

お隣の遊水館と統一したオニギリ型タイル、昔はごく普通に見かけたものですが、最近ではレアです。改めて見ると結構かわいくて良いですね。

遥か彼方にアルプスを望む。ところで昔からの疑問・・・潟博物館って「ガタハクブツカン」って読むんでしょうか・・・。

大阪の建築めぐり:住吉の長屋

投稿日: カテゴリー: 大阪

近くに行ったので、久々に立ち寄りました。日本で最も有名な住宅の1つです。

風化していた打放しコンクリートが綺麗になっていてびっくり。最近は打放しコンクリートをリフレッシュする技術もずいぶん向上していますね。

住吉大社界隈。建設当時の写真とは随分風景が変わってますが、下町風情を残す町並み。チンチン電車に住之江競艇。良いところです。

京都の建築めぐり:京都国立博物館エントランス

投稿日: カテゴリー: 京都


関西にある貴重な谷口建築です。何度も車で前は通っていたものの、入るのは初めて。

 


鏡のように景色を映す水盤。

 


ぼうや、大きくなったらいい建築家になるんだよ。。。

 


恐ろしくシンプルなスチールドア。コーキング・丁番が全く見えない収まり。

 


恐ろしくシンプルなディテールの自動ドア(左)。公共施設では普通考えられないディテールです。

 


さすが、と唸る設計ながら、施設の使われ方が若干残念でした。立て看板やら、フェンスやら、ポスターやら、建築を考えずに物を選んで置いているものだから、なかなか絵にならず。。残念です。

 

>> 京都国立博物館ホームページ

大阪の建築めぐり:光の教会

投稿日: カテゴリー: 大阪

安藤忠雄氏、不朽の名作。正式名称は日本キリスト教団茨木春日丘教会。

誰が撮っても絵になります。

教壇から見返し。床は工事用足場板をブラック色に塗装。

十字架の右上と左上は天井・壁で吊った状態になっています。

敷地内にはお墓がちらほら。見学には予約が必要です。
http://www.ibaraki-kasugaoka-church.jp/

東京の建築めぐり:ギャラリー・トム

投稿日: カテゴリー: 東京

松濤にある美術館です。小ぶりですが(場所が場所だけに)、個人的にここはとても好きな場所です。

撥水材を塗ってないのか、コンクリートが焼き物のようになっています。渋い。

目のみえない人も美術品を楽しめる、という美術館自体のコンセプトが刻まれています。展示品は全て触って楽しめるのです。

内部。手作り感があってとても居心地がいい空間です。屋根はV字型にスチールプレートを折って、大空間を飛ばしていますね。断熱は上下に入れているのかな。

誰だって展示品を触れると嬉しいですよね。

建築を見に来た、といったら、わざわざ屋上の鍵を開けて下さったり、美術館の方々がとっても親切で感激でした。

滋賀の建築めぐり:ブルーメの丘美術館(旧赤い帽子織田廣喜ミュージアム)

投稿日: カテゴリー: 滋賀

安藤忠雄氏、中期の代表作の一つ。照明一切なしの日没閉館ミュージアム。

エントランス。

エントランス見返し。

とても気持ちよい展示室。光量もちょうど良い感じ。絵の保存にはけっこう過酷な環境のようにも思います。

動きますが動かせない雰囲気の椅子。

曲面壁に沿って徐々に室内へと導かれるアプローチ。

非常に良く出来た美術館なのですが、哀れ2005年に閉館してしまいました・・・が、2007年に再オープンしたらしいです。・・・どうも最近はまた閉まっている模様です。

京都の建築めぐり:京都科学・開発センター

投稿日: カテゴリー: 京都

関西学術研究都市にあるオフィス。奇をてらったデザインではありませんが、ものすごい存在感です。

せっかくのサンクンガーデン部分が資材置き場と化していて、あまり綺麗に使われていないのが非常に残念でした。→その後取り壊されてしまいました。大変残念です。

兵庫の建築めぐり:兵庫県立美術館

投稿日: カテゴリー: 兵庫

ここは、一言で言うと『くたくた』。常設展・企画展両方見ると非常に疲れます。それは建物が大きいことだけではなく、質量ともにクオリティの高い作品が多いということでしょう。

かなりの階段建築で、中には登っても行き止まりの階段もいくつかあります。フェイクというより、そのうち階段空間を活用して何かしたいと考えるアーティストが出てくることを見越したデザインのように思われます。

ついつい撮ってしまうエントランスの螺旋階段。

対岸は港なので、意外とオーシャンビュー!という感じではないです。

展示室内。

バックヤード廻り。鉄扉の塗分けは、所員の茶目っ気かな。

奈良の建築めぐり:五條文化博物館

投稿日: カテゴリー: 奈良

奈良県五條市。金剛山の山裾、人気のない山の中にあります。→その後付近が開発されて、だいぶ雰囲気が変わりました。

この日は一面すごい霧。幻想的な雰囲気です。

安藤氏のアイコンの一つ、打放しエレベータータワー。

中庭。円い平面形状なので、五條バウム(バウムクーヘンの"バウム")が愛称なんだそうです。

離れに茶室もあります。もちろん打放しです。