SOLIDOの検討

Posted カテゴリー: '18-大阪市都島区I邸

都島区の新築計画。外壁材に㈱ケイミューのSOLIDOを検討しています。数年前に販売開始されて、最近ではチラホラ施工事例を街で見かけるようになってきました。面白い風合いの素材なのでずっと機会を伺っていたのですが、今回のお施主様のイメージにはぴったりなので是非使いたいと考えています。外装材は長期間の風雨や劣化に耐える性能、防耐火性能が要求されるため、なかなかチャレンジングな素材を使うことが出来ず、選択の幅が限られます。コンクリートの質感があるパネルとしては、おうとくケアセンターで用いたアスロックが代表格ですが、普通の木造住宅で使うには重くて大げさ。建築雑誌では大波スレートやフレキシブルボードを外装材として使う例も見かけますが、汚れや耐久性の面でちょっと不安があります。その点、ケイミューはクボタと松下電工が母体の外装メーカーなので、信頼性は抜群、安心して使えてなおかつ恰好良い、ということで、ケンチクカ住宅の新しい定番になりつつあるように思います。

実際に施工した雰囲気や色のバランスを見るために梅田グランフロントのPanasonicショールームへ。奥の一角にケイミューのブースもあります。(主力は窯業系サイディングやカラーベスト(屋根材)といったごく一般的な住宅建材なので、SOLIDO推しではないです)

 

外装はこのようなヨロイ貼です。フレキシブルボードでも近い雰囲気は実現できますがなかなか施工手間がかかるので、こうやって既製品として販売されていると非常に使いやすい。

 

こちらは内装用。フラットに貼っています。今回は使いませんが、これもなかなかよいですね。

 

コーナー端部。結構強度があるので、木口突き付けでも大丈夫なようです。ますます使いやすい。

 

安定した外装材の大手でありながらチャレンジングな素材を実現したメーカーさんに敬意を表します。本物感のある外装材がもっと増えて欲しいと思います。

カラーコーディネーションの検討

Posted カテゴリー: '18-奈良県大和郡山市K邸

大和郡山市の戸建てリノベーション。CGでLDKの雰囲気を検討しています。大きなLDKはダイニングテーブルやソファの配置をうまく考えないと間延びしてしまうので、なかなか悩みどころです。

 

LDK俯瞰。明るい色味でまとめたパターン。フレッシュな感じです。

 

 

全体的にシックな色味でまとめたパターン。大人な雰囲気に様変わり。今回はこちらで進めることになりました。

 

写真撮影

Posted カテゴリー: '15-奈良市U邸

昨年出来上がった奈良市の町屋リノベーション。スケジュールや天候の関係で順延になっていましたが、長い間待った甲斐あって、気持ち良い春の日に撮影することが出来ました。

 

縁側に面したフルオープン建具にはカーテンも入り、お庭の新緑もいい感じです。かつてはここに鬱蒼とした雑木と風呂・便所があったとは到底思えません(減築したのです・・)。

 

夕景撮影の後、モデルにもなって頂いたお施主様ご家族、撮影してくれた笹倉くん夫妻、私たち、みんなで本日の収穫をチェック。一日の苦労が報われる瞬間です。こんなに広かったっけ?というお約束はさておき、回遊性がある家は場面ごとに様々な表情があり、古いものと新しいものの混在も相まって、なかなか魅力的な写真になったように思います。早朝から夜まで、ご協力頂きありがとうございました。

 

古くて大きな家

Posted カテゴリー: 3.Idea

奈良市より古民家リノベのご相談を頂き、プランニングに先立って実測調査を行いました。古民家・・・といっても元々倉庫として使われていた建物なので、ほとんどがらんどうなのですが、なにしろこのサイズ。酒蔵のような空間です。ここに吹き抜けのあるリビングを・・と想像すると、わくわくしますね。

 

古い土壁が非常~に良い感じなのですが、劣化してフカフカの状態。竹小舞との付着がない土壁は上塗りしても落ちてしまいます。残念ですが一度全部取ってしまわねば。構造補強ももちろん必要です。

 

ぐねぐね丸太梁。いつもながら昔の棟梁さんの適材適所・融通無碍な技の数々に惚れ惚れします。しかしこれが非常に図面化しにくい。途中で曲がっていますし、継いでいますし、直径も変わります。

 

実現には非常に多くのハードルがあり困難な道のりですが、いくつか古民家のリノベを経験できたおかげで、まあ時間さえかければ何とかなるんじゃないかと思えるようになりました。

 

ファーストプレゼン

Posted カテゴリー: '15-奈良県御所市U邸

奈良県御所市の住宅計画。お施主様にファーストプレゼンを行いました。敷地の前は田んぼと畑。その先に葛城山と金剛山を望む雄大な立地です。環境を満喫できる開放的な住まいになればと思っています。

 

お施主様からご要望を頂いた切妻屋根(三角屋根)。付近の民家ともよいバランスです。

 

敷地奥には既存の蔵があり、そちらも今回工事で多少手を加える予定です。

 

 

1階。薪ストーブのある大きなLDKとご主人のワークショップ、お母さまの部屋。

 

 

2階。リビングの上は吹き抜けのあるライブラリ。その両側に主寝室とサニタリー。

 

最初にご相談を頂いたのはなんと2年半前。当時お住まいだったロンドンから事務所へわざわざお越しいただきました。その後いくつかの敷地候補を検討し、ようやく設計のスタートラインまでやってきました。たくさんのご要望と予算のバランス、既存建物の活用法、市街化調整区域の難しい法規制など、まだまだハードルが高いので感傷に浸っている時間はありません。