文化財調査の打合せ

奈良県の文化財保護課・橿原考古学研究所の方々と現地打ち合わせを行いました。年明けから発掘調査に入ります。飛鳥京の範囲内で、お隣の土地からは石畳が出土しているためほぼ間違いなく何か出てくる見込みなのだそうです。工事に影響がない事を祈るばかりです。

お引渡し

奈良市の古民家改修。計画開始から2年半以上の年月がかかりましたがついに工事が終了し、お引渡しを行いました。最初の様子を思い返すとなかなか感慨深いものがあります。YYAA史上、一番大きな住宅改修となりました。

掲載:HOUSING by SUUMO

私たちが設計監理した『工具箱の家』と『四つ角の家』が「HOUSING by SUUMO」[リクルート]に掲載されています。よろしければご覧ください。

掲載:住まう No.76

私たちが設計監理した『工具箱の家』が大阪ガスの機関誌「住まう」No.76の巻頭特集に取り上げられています。現地で私・お施主様に取材して頂き、写真も全て撮り下ろしです。市販品ではないので若干手に入りにくいですが、大変丁寧にまとめて頂いた記事なので、機会があれば是非ご覧ください。

昭和小路の長屋・第3期

京都市東山区。レトロな香り漂う昭和小路では2017-2018年の第1期2019年の第2期に続き、第3期計画が始まりました。

前回は内部が壊滅的な状態で苦戦しましたが、今回は入居者さんによるDIY魔改造もなく、古い建具の残存状況も良く、大変良好な状態です(・・・そう見えませんか?)。再利用できそうな部分もありますが、設備の全入れ替えは不可欠なので、まずは既存の実測調査と図面起こしから着手します。

五条通に面する部分は宿泊施設の工事中。コロナで停滞したとはいえ、元々ポテンシャルが非常に高い五条坂界隈ではまだまだ開発が進むようです。

一年点検

奈良県王寺町。片岡山の家。施工会社さんと一年点検に伺いました。特に大きな不具合もなく、気持ちよく住んで頂いており一安心。計画当初はご夫婦2人でしたが、今は4人家族。時間の過ぎるのは早いものです。庭に植えた竹もすくすく育っていました。

明日香のカフェ

奈良県明日香村。厄除け霊場、西国三十三所札所でもある岡寺の門前。カフェの新築計画のご相談を頂き早速現地調査に伺いました。古い商家が軒を連ねる通りは石畳が敷かれ、電柱も地中化されています。最近は暗渠化されることが多い水路のせせらぎも心地よく、すばらしい環境です。景観の規制が非常に厳しいことから外観は日本家屋になりますが、内部は自由なので、コテコテの田舎風ではない空間になればと思っています。

写真撮影

奈良県御所市U邸。お引渡しから数カ月経ち、引越しの荷物もある程度落ち着いた頃を見計らって竣工写真撮影に伺いました。

壁面いっぱいの本棚や、吹抜の踊り場、寝室、バスルームなど、私たちが想像していた以上に上手く住みこなして頂いていて大変感激でした。2匹の猫ちゃんも快適そうでした(竣工写真には多分登場すると思います)。

「めもりの家」をUPしました。

奈良市の戸建て住宅改修、「めもりの家」を設計事例に追加しました。天候にも恵まれ、初夏の日差しが鮮やかな写真になりました(写真・文章のとりまとめに時間がかかってしまって、すっかり秋ですが・・・)。よろしければご覧ください。

https://yyaa.jp/works/house_of_memories/

岡山ビル第2期・第3期の完成。

大阪市中央区の小さな複合ビル、「岡山ビル」。第1期の内部改修のあと、第2期の屋上改修、第3期の外部改修を行い、一通りの工事が完了しました。第2期・第3期の模様を追加しましたので、よろしければご覧ください。今回も引き続き、撮影は笹倉洋平くんです(冒頭の文章もアップデイトしています)。

https://yyaa.jp/works/okayama-building/

ファーストプレゼン4案

大阪市内の狭小住宅。計画案がまとまり、お施主様にファーストプレゼンを行いました。今回も色々方向性を探るため、4案作成しました。A案は大きな勾配屋根をかけて出来る吹抜を中心とした案。

B案。容積を極限までコンパクトに納めて、中庭2つ+道路側にも植栽スペースを設けた案。

C案。南北に長い縁側を設け、中央に吹抜を設けた案。

D案。鉄骨造耐火建築物とすることで敷地いっぱいを活用して、何とか平屋にまとめた案。

一長一短はありますが、どれもなかなか魅力的な案になりました。まずは限られた敷地の中でどんな可能性があるのかお施主様に見て頂いて、これらを叩き台に、新たな住まいのイメージをふくらませて頂ければと思っています。

内装工事が進みます

古民家の改修現場。大屋根の天井板貼り工事が完成しました。曲がった梁に合わせて板を一枚一枚切ってはめこんで行くので大変な作業です。

薪ストーブの煙突が抜ける屋根の仕舞も終わっています。

寝室の左官壁も施工中。とても良い感じです。こちらは、曲がった梁と接する箇所の処理も比較的容易ですね。

地盤調査を行いました

炎天下、建物の配置が決まったので地盤調査を行っています。木造2階建てでは一般的なスウェーデン式サウンディング調査です。

細いロットを地面にグリグリとめり込ませて、地中の状態を探ります。打ち込む訳ではないので騒音はほとんどありません。

敷地も近く、お盆前という事で今回は作業をじっくり見学しました。実物をみながら操作手順などを職人さんに伺っています。

ウイリアム・モリスと愛でる家

奈良県立美術館で開かれている「ウイリアム・モリス展」に行ってきました。テキスタイルから家具、フォントデザインまで、関係人物や会社の変遷と共に様々な作品が展示されていて、楽しいのはもちろんのこと、大変勉強になりました。レッドハウス(旧モリス邸)のウォークスルーもあります。

私たちの事務所で数年前に設計させて頂いた「愛でる家」の2階書斎。カーテンはお施主様に選んで頂いたウイリアム・モリスの代表作「いちご泥棒」です。この作品のオリジナルも奈良県立美術館に展示されていて、感激でした。150年前のデザインが今でも現役で、身近にあることは素晴らしい事です。

奈良県立美術館 特別展「ウィリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡」
2021年6月26日(土)-8月29日(日)
詳細は美術館のウェブサイトをご確認下さい。

さて、偶然時を同じくして、愛でる家ではメンテナンスを兼ねて若干の追加工事を行いました。建具調整や雨水側溝のしゅんせつに加えて、2階の空いた部屋の壁紙を一面だけ張り替えることになり、「これはウイリアム・モリスしかない!」ということで、お施主様にご提案しました。しかしウイリアム・モリスは本当にかわいい柄が多く、しかも色違いバージョンもあるので1つに選ぶ作業が大変です。何か取っ掛かりがないと・・・ということで、1階のギャラリーの襖紙に使った鹿児島睦さんの「ざくろ」に因んで、ざくろ柄を中心にピックアップしました。

一戸建て住宅リノベーション・古民家耐震改修の施工事例|愛でる家【山本嘉寛建築設計事務所YYAA】大阪・奈良・京都|建築家

愛でる家1階ギャラリー。京都「かみ添え」さんにお願いした襖紙。鹿児島睦さんのざくろ柄。

そして最終的に選ばれたのは「柘榴あるいは果実」。派手になりすぎてしまうかな・・と少し心配しましたが、大きな画面で見ても上品さを失わず、全く問題ありませんでした。いつまでも眺めていたくなる逸品です。後から調べると、鹿児島睦さんはウイリアム・モリスの影響を大変受けておられるそうで、なるほどなあと思いました。そしてこの柄も奈良県立美術館に展示されています。何とも数奇で幸運な巡りあわせです。

また一つ、「愛でる度」がUPした、愛でる家です。

暑い中、手直し工事にご尽力いただいた工務店の皆様、ありがとうございました。

長屋の建て替え

大阪市内から建て替えのご相談を頂き、調査に伺いました。4軒長屋が部分的に取り壊されて、側面を鈑金で蓋した状態です。よくある光景ですが、ただでさえ耐力が不足している建物を途中でカットしているので、地震に対して非常に弱い状態です。費用をかければ柱梁を補強出来なくはないですが、長屋は持ち家の古民家と比べて柱梁が細い場合が多く、基礎や地盤の補強も困難なので、リノベーションより建て替えが適切と思います。

お隣は既にマンションとなっていて、更に周辺では再開発が進んでいます。採光・通風の確保がテーマになりそうです。

基本設計が進んでいます

大阪市内の新築計画。基本設計中です。プレゼン時にA、B、C案と作成しましたが、その後お施主様のご要望を盛り込みつつFー2案まで進んできました。L字型のLDKで三角形の南庭を囲んでいます。プランが進むにつれて、今回の敷地・予算で可能なこと・不可能なことが整理されて行きます。