建築遠足

今日は事務所のみんなやオープンデスク(インターン)の学生と、眞野サトルさんが設計した建築のオープンハウスに行ってきました。施工は三笘工務店さん。うちの事務所でもいつもお世話になっている工務店さんです。建物は製造関係の会社のオフィスですが、2階にコンテナが建物に突き刺さっています。何とも不思議な外観です。コンテナの扉は実際に開閉できるそうです。

室内の様子。

スチール製の扉もかっこいいです。他の設計事務所の建物を見学できる機会はあまりないので、貴重な経験となりました。

オープンハウスのあとは茶臼山にあるYARDというカフェへ。内外とも落ち着いた色でまとめられていておしゃれです。平日ですが大勢の人で賑わっていました。

珈琲なのですが珈琲ではないような、今まで飲んだことのないような味わいでとても美味しかったです。

第3期終了。

神戸松蔭女子学院大学で担当している実習課題が終わりました。早いもので今年で3年めとなり、ようやく限られた時間・場所の中で出来ること/出来ないことの整理が出来て、スムーズに課題を指導できるようになってきたように思います。今年も昨年に引き続き、神戸市内の実際に存在するホテルのスイートルームを下敷きに、各自が設定した「〇〇のような部屋」というテーマに基づいて内装を設計してもらいました。同じ平面図を基にしているのに全然違う方向性の作品へと成長していく姿が非常に楽しく、また我々実務が染みついている人間には到底思いつかないようなアイデアに唸らされることも多々あります。

今年も昨年に引き続き、オープンキャンパス等で展示して頂けることになりました。また次年度に向けて、更なるバージョンアップを図りたいと思います。

上手工作所さんの新店舗

いつもお世話になっている家具・金物屋さん、上手工作所の新しい店舗&工房に伺いました。前はいかにも東大阪の金物屋さんという風情だったのですが、今度の拠点は大阪府豊能町。緑豊かで隣には川が流れているという好立地です。しかも大阪市内からのアクセスも結構便利。

 

内・外ともかなりの割合がセルフ工事ということで、苦労話も色々お伺い出来ました(ビル一棟は普通の人間がDIY出来る規模ではありません)。

 

広い店内に様々なパーツが充実。棚受けや手摺など、実際に手に取って比べられると非常にありがたいです。

 

まさかのセルフ製作階段!

 

2階は打合せスペースと家具関係。キッズスペースも充実していました。うちの子も大はしゃぎ。

 

ついでにお隣の工房も少し見学させて頂きました。スペースが広いと、ものづくりの幅が広がりますね。今後ともよろしくお願いします。

 

⇒上手工作所さんのウェブサイトはこちら。

謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
本年が皆様にとって希望に溢れる一年となりますよう心からお祈り申し上げます

2020年1月吉日

YYAA Works 2019

2019年の年の瀬、恒例の一年間振り返りです。今年もたくさんの計画に携わることが出来ました。

 


K様邸|奈良県大和郡山市

 


U様邸|奈良県御所市

 


透き間の家|奈良市

 


T様邸|奈良市

 


O様邸|大阪市天王寺区

 


昭和小路の長屋Ⅱ|京都市東山区


I様邸|大阪市都島区

 


広島中央警察署本通交番庁舎プロポーザル案|広島市中央区

 


Kビル|大阪市天王寺区

昨年から予算の調整が難航していた新築2件がようやく着工に漕ぎつけ、順調に工事を進めています。来年の春~夏ごろにはお披露目できる見込みです。古民家・町家のリノベ事例が増えてきたので、戸建てリノベーションのご相談をたくさん頂くようになりました。春から新たなスタッフも加わり、事務所にまた活気が出てきました。今年は法人化1年目ということで、色々と試行錯誤や至らぬ点も多く、来年はさらに業務の精度を高めていきたいと考えています。

BLOG Ranking 2019

2019年も残すところ僅かとなりました。一年間のブログ記事ランキングの発表です。見逃した記事があれば是非、年末年始の暇つぶしにご覧くださいませ。

第10位 ファーストプレゼン

第9位 「透き間の家」をUPしました

 

第8位 HOUZZさんの取材

 

第7位 掲載:住宅建築2019年8月号

 

第6位 株式会社設立のご挨拶

 

第5位 奈良の建築めぐり:大和郡山市役所庁舎

 

第4位 受賞:住まいのリフォームコンクール

 

第3位 クリスチャン・ボルタンスキー展

 

第2位 SOLIDOの検討

 

そして、栄えある2019年第1位は・・・

第1位 ナインアワーズなんば店に行ってきました。

 

なんと、ルーキーの文野くんの記事が一位でした。

 

時事ネタはヒットしやすいとはいえ、一年間の記事数・文字数で比較すると、やまもとは大変残念な結果でした(泣)。また来年がんばります。

太閤園と忘年会

事務所の忘年会を兼ねて、京橋にある太閤園の淀川邸に行ってきました。淀川邸は明治時代に藤田伝三郎が築造した網島御殿のうち、戦争で焼失せずに残った東邸を利用した大きな料亭です。

 

建物に入ると、まず洋館風の前室に案内されます。家具やシャンデリアがなんとも贅沢です。

 

その後、美しい庭を眺められる和室でお料理を頂きました。想像をはるかに凌駕する美味しさでした。

 

 

料亭の方に設計事務所だと伝えると、食事のあとで建物内を色々案内して下さいました。

 

一番大きい紹鴎の間(52帖)。披露宴なども行われる格調の高い空間です。奥に見える建具を全て取り外すと能舞台としても利用できるようになっています。年1~2回行われているそうなので、一度見てみたいです。

 

さらに無料公開されている敷地内の日本庭園も散策し、食事、建築ともに大大満足の一日でした。

 

年末年始休業のお知らせ

山本嘉寛建築設計事務所では誠に勝手ながら下記の期間、冬期休業とさせて頂きます。

2019年12月29日(日) ~ 2020年1月5日(日)

ホームページからの建築相談は休業中も受付けしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

http://yyaa.jp/contact/design-consulting/

表彰式。そしてお約束の・・・

東京・四ッ谷で行われた住まいのリフォームコンクールの表彰式に出席しました。今回は登壇する予定がないので、他の受賞者の皆様の話を聴くだけ。大変気楽です。特に印象に残ったことは、工務店やリフォーム店の皆様は住宅の性能を的確に数値で表しておられる点でした。我々はどうしても使い勝手や美しさに重きを置いてしまい、また住宅の性能の表し方は年々どんどん更新されていくので、数値で住宅を評価することは得意ではありません。また計算上の数値どおりの性能を実際の建物が発揮するためにはどう施工しなければならないか、現場で多くの研究や経験を重ねておられる点には、頭が下がりました。

 

頂いた表彰状を喜んで写メしたり。。。懇親会でも色々なお話をお伺いすることができました。その後、近くのカフェでPCを広げて、スタッフと遠隔でやりとりしながらノマドワーク。便利な時代になったものです。

 

 

さて、ここまではよかったのですが・・・

 

帰る直前に、忘れ物に気づき・・・悪い癖で・・・表彰状3本(自分+施主様+工務店)が・・・ない。

 

思い当たるのはあのカフェ。

 

急いで連絡しようとしたものの、時すでに遅く閉店。

 

 

仕方なくそのまま大阪に帰って、翌朝、一番に電話したところ、確かに忘れてあったとのこと。

 

しかし今年はもう東京に行く予定はありません。恐る恐るお願いしてみたところ・・・

 

 

 

なんとゆうパックで送って頂きました!!

 

この場をお借りして御礼申し上げます。

BECK’S COFFEE SHOP四ッ谷店さま

 

ありがとうございました!

オープンデスク2019

今年は事務所で建築を学ぶ大学生のオープンデスク(インターン)を3名受け入れました。古家の実測、現場の見学、お施主様やメーカー担当者や構造設計者との打合せ見学、プレゼン準備、竣工写真撮影の補助など、並行して進む色々なプロジェクトに触れながら、設計事務所の実務を体験をしてもらいました。他の事務所ではなかなか出来ない経験が出来たという感想を貰うと、やってよかったなあと嬉しくなります。

実際の案件について自分なりの案を考え、プレゼンシートを作成してもらいました(上の写真は住宅のポストです)。最終日に打ち上げを兼ねて所内プレゼン。まさに酒の肴。。。もしかしたら実現するかも・・・と考えると夢があって良いですね。後日、実際にお施主様に見て頂いて、喜んで頂きました。(⇒最終的にはこんな感じになりました!)

若い学生たちには出来るだけ視野を広く持って、色々なことを経験しながら、成長していってほしいと思います。

授業開始

早いもので、今年も神戸松蔭女子学院大学の後期授業が始まりました。今年も昨年に引き続き盛りだくさんの授業にしたいと考えています。異なる進度の学生たちを指導しながら提出までうまく導けるか、今年も試行錯誤の始まりです。

堺市景観賞・投票受付中

弊所が設計した「四つ角の家」を今年度の堺市景観賞にエントリーしています。外観はごくシンプルに設計しているので建築自体は控えめですが、sojiの松下さんにデザインして頂いた外構と、お施主様の丁寧なメンテナンスで、非常に良好な環境になっています。(緑のスチールフェンスは隣地の方の持ち物なので勝手にさわれないのです・・それだけが残念。。)

植栽が育った最近の様子はこちら。
http://yyaa.jp/blog/7467/

電子投票は下記サイトにて10月7日(月)から11月8日(金)まで。名前とメールアドレスを登録するだけの手続きなので、是非、みなさまの清き一票をお願いいたします!

https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/toshikeikan/keikantorikumi/keikansyo/dai18kaisakaisikeikannsyou.html

消費税率変更に伴うお知らせ

平素より山本嘉寛建築設計事務所に格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて お客様におかれましてはご高承のとおり このたび消費税法が改正され 令和元年10月1日より消費税が8%から10%に引き上げられることとなりました。これによりファーストプレゼン申込金・設計監理料その他の弊所サービスにつきまして、実施日以降のご請求分については新税率の10%で計算された金額となりますので、何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

令和元年10月1日 山本嘉寛建築設計事務所

MAD Architectsの講演会

文野が久々にブログを書きます。

MAD Architectsのマー・ヤンソンさんの講演会に行ってきました。MAD Architectsは、中国人のマー・ヤンソンさんとダン・チュンさん、そして日本人の早野洋介さんの3人による建築家グループです。海外の建築家の講演会に行くのは初めてだったのでワクワクしながらホールに入って、最前列の席を確保しました。

彼らの建築の特徴は曲線を使った有機的な形です。その理由は都市一帯に広がる均一化された四角い無機質な近代建築に疑問を持ち、それらは人のために作られた建物ではないのではないかと思ったからだそうです。そしてもっと人のための建築、つまり人と自然、建物が一体となった風景や体験を作ろうとしているそうです。そのため、彼らの建物の多くは山や雲、地形など自然の形態をモチーフにしています。講演では、地形に合わせてつくられた集合住宅や、山のようなオペラハウスなど魅力的なプロジェクトがたくさん紹介されてとても面白かったです。最後に若者が今やるべきことは?という問いに対して、新しいことへのチャレンジであるという熱い言葉で締めくくられました。

やっぱり講演会に行くと、モチベーションが上がります。

僕も、頑張らなくては。

 

沖縄の建築めぐり:ホテルムーンビーチ

2日目の宿はホテルムーンビーチ。DOCOMOMO選定、憧れの建築に泊まれて大満足。垂れ下がるツタはもちろん本物。

 

内部/外部の取り扱いが非常に巧みで本当に素晴らしい。

 

中庭にプールがある設計のホテルは、日本にはほとんど無いと思います。贅沢。

 

随所に魅せる階段。

 

やっぱり気になったので夜中に最上階へ。廊下の先端に植え込みがありました。片持ちスラブが下の階より大きく張り出しているので、壁面に干渉せず垂れ下がる訳ですね。

 

 

なるほど。こいつが壁面に食い込む訳か。

 

宿泊室からオーシャンビュー。

 

ピロティ見上げ。ワッフルスラブ。

 

外観。設計した故・國場幸房は大高事務所出身。なんとなくテイスト感じたり。築40年で色々劣化していますが、まだまだ永く現役であってほしいホテルでした。

沖縄の建築めぐり:備瀬のフクギ並木

お盆の間の余興にと思っていたのですが、いつの間にか秋風が・・・まだもう少しあるので足早に。美ら海水族館から車で5分ほど北に行ったところにある備瀬のフクギの並木。お昼ごはんを食べにたまたま寄っただけでしたが、大変良いところでした。

 

背の高いフクギ(福木)が鬱蒼と・かつ整然と並んでいます。古いもので樹齢300年。防風林として植栽されたもの。貝やら虫やらトカゲやら、生き物もたくさんいます。

 

 

林の中に民家が点在しています。今回の旅では沖縄の古い住宅には入れなかったので、また機会を伺います。

 

 

砂岩でつくられた塀。築100年ほどとか。

 

海沿いに飲食店が並んでいます。その先がビーチ。抜群のロケーション。

 

 

ちなみに美ら海水族館のようす。海遊館はインバウンドで混雑しているイメージがありますが、沖縄も大変なことになっていました。夏休み前なので半数ぐらいは外国人。とはいえ子どもたちには国籍や言葉など関係なく、みんな仲良くなって駆け回っていました。

沖縄の建築めぐり:名護市役所

美ら海水族館に向かう道すがら。名護市役所は教科書や建築士試験にも出てくる名建築。沖縄の風土と調和したデザイン・・・と言われてもピンと来ませんでしたが、街並みや日差しや緑を感じながら訪れるとなるほど納得。1981年竣工ですがバリバリ現役です。当時は当然手書き図面ですし、意匠に関わる部分は機能上の必須条件ではありませんから、これだけの密度で設計・施工したパワーは、それはそれは凄まじかったのであろうと思います。

 

アサギテラスと呼ばれるオープンスペースがサービス部分と平面的・立体的に組み合わさっています。アサギ(神アサギ、神アシャギ)とは沖縄本島北部で集落の祭りを行う建物。「アサギ広場にこそ沖縄のコミュニティが凝縮されている。市庁舎は、まちにそびえる白亜の殿堂ではなく「むらからまちへと連続する地域環境の文脈」のなかで捉えたい。市庁舎は新しいアサギ広場が必要である。(名護市庁舎概要)」

 

ブーゲンビレア無双。

 

溢れる光の下で、凹凸のある外観や空隙の多い屋根が深い陰影を生み出しています。

 

雁行プランを突っ切る雨水側溝。

 

巨大スロープは、議場へのアプローチ。

 

スロープ踊り場より。息子、走る走る。

 

メイン入口。外部空間は強烈ですが、案外、受付や執務スペースはありがちな地方の市役所の雰囲気で、ちょっと残念。トイレなど、かなり老朽化しているようなので、躯体とコンセプトを活かして是非リノベーションして欲しいものです。

 

 

沖縄の建築めぐり:SPICE MOTEL OKINAWA

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少し前になりますが、関西が梅雨真っ最中の頃に遅めのGW休みを頂き、沖縄へ家族旅行に行ってきました。小さい子供連れなので建築巡りは殆どありませんが、沖縄を訪れるのは初めてなのでピンポイントに幾つか旅程に忍ばせました。一泊目の宿泊先は「SPICE MOTEL OKINAWA」。いつもお世話になっているアートアンドクラフトさんが手がけたデザインモーテルです。

 

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フロントには巨大な電飾。リノベーション前のモーテルからの再利用品かな。

 

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宿泊棟の階段。ペンキ塗りの壁・天井とPタイル剥がしっぱなし床の定番スタイルですが、ガラスブロックから入る光で何やら神々しい空間に。

 

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2階廊下。内部・外部が曖昧な雰囲気で、植栽がワサワサ。窓の外は大きな共用テラス。

 

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テラスの様子。ちなみに植栽設計は弊所でもいつもお世話になっているsojiの松下さん。適材適所な植栽がシンプルな建物に彩りと柔らかさを添えていました。

 

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1階にあるラウンジ。ミッドセンチュリー感が溢れています。奥にはランドリー。

 

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ラウンジに工事前のセピアな写真がありました。フロントの電飾も発見。

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左の方に海が見えます。向かいの山頂は米軍施設。少し南には普天間基地もあります。単なるリゾートではない、リアルな沖縄を感じられるホテルでした。撮影し忘れましたが、部屋もシンプルかつ気持ちよくて、非常に快適でした。ありがとうございました。